重装騎兵レイノス2


これは出来が良い。
確かに難易度が高いかもしれない。mission一つあたり2回以上のチャレンジが必要というのもある。
missionが7個しかない、シナリオの展開あまり深くない、気が付いたら終わっている・・・
他にも、前作(MD版)のお約束ノリがないとか、熱さが足りないとか、色々あるらしい。
が、これは続編ではないだろう。
恐らく、レイノスの名を冠した新作だったはずだ。
サターンの右側の7個のボタンを全て駆使し、並み居る大量の敵を粉砕していく。
このあたりが難易度が高くなる要因なのだろう。
まず、シナリオは悪くない。
確かにあっという間に終わってしまうが、その分リプレイが多い。
リプレイ無しにmission7だと1時間くらい終わりそうだが、高い難易度と相まって結構良い長さになっていると思う。
また、何と言ってもリアルロボットだ。
豊富な武装と柔軟な操作方法でかなり遊びやすい。
まぁ、ローラーダッシュやブースト加速に慣性があるから動かし辛いと言うのもある。
結局の所、この手のゲームが難しいのは、視野が狭いって事だ。
画面内の見える範囲は装備している武器のレンジまで。これがきつい。
見えない多数の敵からおそわれるのが何ともきつい。
しかし、プレイヤーの属している部隊は敵味方から恐れられる作戦破りの荒くれ者。
もちろん、実力も折り紙付きだ。
でなければ、4対20なんて状況に放り出されはしまい。
と言う状況を考えれば、プレイヤーもそれなりの実力が伴わなければならない。
難易度が高くなるのは、必至だったんだ。
あんまり内容の説明が出来ていないが、難易度が高いことについて。
確かに難しい。1回でmissionをクリアするのは不可能に近い。
もっとブリーフィングで情報をくれとか、兵装が弱いとか、画面が狭いとか、そう言うこともある。
しかし、これは本当に難しいのだろうか。
昔PCで難しいと言われるソフトがあった。
ザナドゥ。ゲームを囓った物ならば、恐らく知っているソフトのはずだ。
このゲームも、繰り返しやることで先に進み、無事クリアできるはずだ。
それは太陽の神殿にも言えることだし、ロマンシアにも言えることだ。
って、ファルコムゲーばっかりかよ(笑)
要するに、最近のヌルゲー・・・って、このゲーム1997発売じゃん(笑)・・・に慣らされた身には、辛いのかな、と。
儂は結構やり込んでるし、やり込めばやり込むほど先に進めると感じてもいる。
missionをうまくクリアできれば新しい兵装も増え、先のmissionがクリアしやすくなる。多分。
要するに、覚えゲーであるわけだ。
ここではこんな敵が出てくるので、武装を変えて対処しようとか、ここではこの武装で突っ切ってしまおうとか。
ボスに有効な武装もあったり、常に必須な武装もあったりして、結構深い。
戦術的にね。
ちなみに、まだ3機体しか知らないが、レイノス2のようにオールマイティに強い機体、もう一つの機体のようにエネルギー兵器で固めると良い機体なんかもある。
まぁ、エネルギー兵器で固めると後で苦労するけどね。
シールドもエネルギー、パンチもエネルギー、レーザーもビームもエネルギー。
エネルギーが切れたら何もできない気もするが(笑)
ま、これは手軽に出来るアクションと考えずに、深めの戦術シミュレーションと考えて腰を据えてやるのと良いんじゃないか?
色々な兵装の組み合わせを考えるだけでも楽しいし、missionを遂行しているだけでも楽しい。
破壊されてもね。
これに勝るリアルロボットアクションは無かろう。原作無しで。
サターンがあるなら、文句を言わずにやれ。アクション好きならやれ。
クリアできても文句は言うな。それはゲームが悪いんじゃない。腕が悪いんだ。



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