ときめきメモリアル3


これは!
と言う感じで近所でそれなりに安かったので買ってきました。ときメモ3。
今回は5日で3人クリアというハードスケジュールもこなし(社会人なのに)、ときメモ3が見えてきたのでレビューかきます。
最初にかいておきますが、恐らくベタ褒めです。嫌いな人は読まない方がいいかと思いますが、考え方が変わる余地があるなら見てくださいな。

ときメモ3。出るときのコマーシャルは2に比較しても少ない方じゃなかったかと思う。1よりは多いけどね。でも、TVでときメモ3を見たことはなかったのでは・・・あ、CMしてた気もするが。
まぁ、とにかく1,2と3の大きな違いをいくつか挙げます。
まず最大の違い。
早乙女良雄が居ないこと!これ重要です。
2でも良雄イズムを継承し、かわいいキャラクターを最大限に利用して女の子のデータを収集している猛者が居ましたが、今回出てくる男も2名ですがどっちも役に立ちません(笑)
こんな書き方をするとあれかも知れませんが片方はただのデブ、もう一方は中途半端なナルシストなので手に負えません。話をする気もありません。
彼らの重要な役目としては、年に一回クラス替えで同じクラスになったときにご機嫌を取って女の子の情報を得ること。これに集約されます。
一応ライバルなので、いろいろとじゃまされることも間々ありますが・・・
で、良雄が居ないことの弊害として、一つは電話番号を知るためには直接本人から聞かないといけない、と言うことと、爆弾のついた女の子を知るためには友達の女の子から情報を聞き出さないといけない、と言う事があげられます。
電話番号を教えてもらうためには女の子とそれなりに仲がよくなければならず、その時点で爆弾候補に挙がってしまうと言う制約もあり。友好度を見るためには友達の女の子の電話番号も判らなくてはいけない・・・と言う問題も抱えています。
次に、能力値が変わっています。
今までは数値でしたが、今回はレベル。しかも文系理系芸術運動の4系統のみになりました。
これまであった魅力はセンス面は芸術に、実際の見てくれは着ていく服を選択すると言うことで解消されています。しかし、この着せ替えシステムには困った弊害もあるのですが、それはまた後ほど。
後はデートでしょうか。
行く前に服を選ぶ、仲良くなると喫茶店などで話をする、と言うフィーチャーが準備されています。
でもって時代なのか、週休2日になっており、休みが増えたために出来ることが増え、その休みを穴埋めするために趣味というコマンドが発生しています。
この趣味を実行することで新しいHPを見つけるとか、プレゼントを掘り当てるとか、プラモデルを作るとか、そう言う話題になりそうなことを体得して行くわけです。
で、休みが増えた弊害としてもっとも顕著なのは、休みに勉強すると能力が上がりすぎてしまうと言うことなのでしょうが、休日コマンドに勉強、運動がありません。実行できるのは部活と寝ることと文系理系の予習だけ。
予習なのでその時点では経験増えません。翌週に予習した教科を勉強すると効果があるわけです。
おかげで出したいキャラを出したら平日は寝て休日に能力向上を図ると言うことが出来ません。と言うか、寝てると出てくるキャラもいるので・・・
部活を生かせって事なのでしょうけど。
まぁ、大きな違いはこんなところでしょうか。まだあるかも知れませんがとりあえず。

で、本当はあげないといけないキャラが動くって事ですが、これは一言で説明できるのでよけいなことは言わずに文句言います。
基本は「ポリコギャル」です。過去にコナミが出したPC用女子高生育成ゲームです。此奴らもポリゴンでぐりぐり動くのですが、そっくりです(笑)
まぁ、すごいところは影でしょうか。体をひねると光源に対応して影が濃くなったり薄くなったりすると言う。
でも、やっぱり違和感が拭えません。なぜか。
それは、リアリティを追求しているのに服が体に張り付いており、皺が全く寄らないところに違和感を感じるのです。
影をつけるぐらいなら皺寄せろ(笑)って感じですか。
・・・何か見直したら影で皺表現しているっぽいが・・・輪郭一定だからやっぱり変(^^;
なので、動くのはうっとうしいだけです。動いている間は話すすまねーし。おかげで初プレイのクリアタイムは8時間ほどでしたが。
で、立ち姿勢がいくつかあってその間を補完しているのでそんなにぐりぐり動くってもんでもないようですし。
で、これ気がついた人は少ないと思うんですが、ヒロインのゆっこの立ち姿勢ってしおりんなのですわ。
ときメモ1の藤崎詩織の立ち姿勢を顔だけ変えてポリゴンにすれば奴になります。
ちなみに、ヒロインの名前は「牧原優紀子」なので、ゆっこと言う呼称が成り立つわけです。
今回もデート後の喫茶店で呼び方変えられますが、なかなかしっくりくるのがない・・・儂の一押しの神条芹華嬢は「姉御」と呼ぶ選択はあるけど、芹華嬢とは呼べません。儂はずっと嬢、嬢と呼んでいますが(笑)
ちょこっとキャラが出てきたのでキャラの話をしましょう。
1は現実離れしたキャラ群に肝を冷やされたわけですが、2は普通のキャラが勢揃い。3はまたかましてくれてはいます。
本当はネタばれになるのですが、古い(?)ゲームなので良いでしょう。
クリアした3キャラのうち、2キャラはおかしいです。非現実的過ぎです(笑)
一人は紐緒閣下と同等のマッドサイエンティスト。ペットの犬を自作してAI組んで動かそうって言う(笑)きっとAIBOに対するアンチテーゼ・・・って違うか(^^;
・・・で、何でクリアしたかって?眼鏡っ娘だからさ(笑)
もう一方は人外の力を持ち、学校の7不思議を引き起こしている魔物を退治する魔物ハンター。これが芹華嬢なのですが、かなりいろんな意味で気に入っています(^^;
そう言った非現実性はやはりゲームだから出来ることで、それがときメモの一つの魅力であると考えていた儂は3にはかなり引きつけられてしまっています。
でもって、キャラ差がどーのってはなしですが、みつめてナイトの時に書いたとおり過去のみのキャラは薄くて如何というのがあった。このときメモ3はどうなのか。
2の時はキャラ差とか云々じゃなくてわけわかんねぇキャラばっかで嫌いだったわけで、今回は過去の元に現在が成り立ち、その現在を生した性格設定がされている。と思う。
本当はキャラ差ってなんだろうって書こうと思ったんだけど、キャラのそれまでがあって、今があって、これからがあるって事がキャラクターな訳で、顔や台詞回し、服装やそう言う外見的外面的な部分って言うのはキャラ差とは言えない部分だと思ったので書くのはやめました。それはあくまでも味付け的なキャラを生かす部分な訳で。
要するに、自己完結して納得してしまったので、結論のみを論じておこうかと。まぁ、よくわからん書き方になってますが(^^;
関係ないけど、御田万里ってのがいるんだけど、過去に「ハイスクール奇面組」と言う漫画があって、その中に出てきたキャラに「おだまり」ってのが居た気がするのだが。
まぁ、んなこたどーでもいーか。
そんでときメモのシステムの幹である爆弾はどうかというと、かなり改善されています。
不条理な爆弾発生がない。会ったことがあってもそこそこほおっておけば何にも音なしになる場合が多いです。もちろんヒロインはどうやら主人公にあこがれているようでよく爆弾点火していますが。
後不明なのは御田万里。奴はどうもほっとかれるのが嫌いで、知り合いの男ども全員に爆弾付けまくっていることでしょう。今命名するなら「爆弾魔」かな。あんまり好きなタイプじゃないし。
爆弾発生時に誰についたか調べたくても友達の電話番号を知らないとわからねぇってのは困るところですが、笑えるのはゆっこに爆弾がついて奴に電話して他のキャラに爆弾がついていないのを確認してやっぱりゆっこだったか(笑)とか思うところでしょうか。爆弾ついてても1の時みたいに殺意むき出しの顔してないし(笑)
そんな感じでやりやすくなったかな、と思うとそうでもなく、デート時に服を選ぶことは先に述べましたが、普通のカジュアルシャツに黒ズボン、スニーカーでひょろっと現れるとなぜか怒られると言う(^^;どこがおかしい?とか思って上下スーツに革靴のリクルートスタイルで現れると納得されたり。何でやねん(笑)
まぁ、相変わらずな不条理さは残っていますがね。
そう言えば、デートスポットにシアターミオとかあったり、美樹ノ原動物園とか、ペットショップメグとか、お笑い芸人にゆうことゆかりとかいたり、相変わらず前作引きずっているなぁと思うところも随所に見られます。
そう言えば、今回のイベントはデートスポットではなく、友好度によってイベントが進行していくスタイルのようです。目くじらたてて各スポットを廻らなくて良いのも楽になった一因かも。
クリアした後については今までと異なっており多数のおまけが見られました。
ときめきグラフ(登場した全キャラの友好度の推移グラフ)とか、モノローグと言ったクリアした女の子の日記のような物(デート時の感想みたいなもんやね)が追加されています。
で、相変わらずのミニゲームですが、今回の修学旅行で出来る枕投げですが、どっかで見たことあるなぁ〜、と思っていたら、なんとポイッターズポイントでした。
枕を拾って投げつける・・・メーターいっぱいで必殺シュートが・・・って、そのまんまやないけ(笑)
ま、でもミニゲーム少ないし、良いか。
目新しいのはエアホッケーとボーリングだね。
あー、書き忘れてたな。
EVS。今回もありますが、おまけ程度に考えれば良しでしょう。ノイズ乗りまくりになる名前もあるしね。
でも、ま、2の時みたいに購入時はヒロインと先生にしかEVSが無くて後の人は追加CDで作れってむちゃなもんじゃないし。一応全キャラ作成してくれるから。
メモリーカードが悲鳴を上げるのは致し方ない部分かな・・・
と言うわけで、このときメモのコンセプトは恐らく「原点回帰と新しいときメモ」だと思います。
キャラグラフィックは2の時のアニメ絵じゃなくて1の時の微妙にへたくその絵に近い、と言うかへたくそなのですが(笑)、そのあたりのキャラクターについてはときメモ1に近い作り、しかしシステムは今までのときメモを刷新したシステムになっています。
ときメモだから出来る、ときメモを越える可能性。
決して成功したとは言えませんが、個人的には嫌いじゃないです。
いや、むしろがんばったと言えるでしょう。世の中の続編と呼ばれるゲームでこのくらいの意欲が見られるゲームがあれば、続編つまらずって切り捨てることもなくなるのにねぇ。

で、儂のおすすめ神条芹華嬢ですが、会って最初に「お前を殺す」って言いそうな雰囲気に惹かれました(笑)
何というか、河合理佳とか渡井かずみとかのあたりがかなりガキでどうかなとも思うのですが。
ちゅうか、中学生だろお前ら(笑)のような(^^;
何か書き終わってみるとあんまりべた褒めっぽくないぞ(笑)
でも儂の中ではかなり上位ランクインのゲームです。やりながらこれ書いてるし(笑)終了即再プレイに走ったし・・・
久しぶりの俺的ヒットだなぁ。
・・・しかし、今考えるとあんまり売れてなさそうだから惹かれたのかな?某氏のHPで980円で買ったみたいなことも書いてあったので。
後はスタッフロール後の出資者のみなさま(^^;
名前出されてるじゃん!・・・あ、儂は投資してないから(^^;念のため(^^;

ん〜、まだ書き足りない気もするが、思い出したときに追加しておくか・・・

とか書きつついきなり追加ですが、不思議な季節イベントが追加されていました。
その名も「ハロウィン」。
これも時代なのでしょうが、仲の良い友人にお菓子をあげるものなのだそうだ。しらなんだ・・・
つうか、赤面しながらお菓子渡されても困るし、「ほい、これやるよ。」と言いながらお菓子差し出すのもどうかと思いますが(^^;



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