うみはらかわせ


なんか、A.の所でえらそーにかいていたけど、私は近藤敏信氏はコミケで見かけたことしかありません(笑)。確か、去年の冬だったか、迷羊亭のスペースにピアとチェインのコスプレが・・・ううむ、年齢的に問題なし(何が)!・・・いや、元キャラに(^^;ピアもそこそこだったけど、チェインは良かった。うん。カメラ持ってないのを悔やんだ気がするね。・・・ってなに考えてんだ?儂(笑)
おおっと、これはポヤの所に書けば良かった(^^;まぁいいか。書いちゃったし。
と言う訳なので、海腹さんです。SFCで発売されたのは・・・95年じゃなかったかなぁ・・・旬が97年だから・・・確かね。
このころは、一応まだアクションっぽいゲームは出ていたんです。ロックマンとかロックマンとかロックマンとか(ォィ。まぁ、それは冗談としても、まだSFCはアクションが出ていた。様な気がする(笑)いや、記憶が曖昧で・・・
もちろん、スピーディな展開が売りであるアクションは、CDROMに移行していたPCEやメガドラではきつかったのは明白で、SCDで出たアクションで誉められる物はドラキュラXぐらいだった。
アクション好きな私がSFCの海腹というゲームを知ったのは、確かサークルの先輩(漫研だったよな)に教えて貰ってだったと思う。いや、自分で発掘したのかな?その辺もかなり曖昧です。
まぁ、私と海腹はこれくらいとして。
海腹川背。ラバーリングアクションゲームと称されたそれは、今までにない画期的なゲームだった。人によってはヒットラーの復活(FC)だとか、フォーセットアムール(SCD)だとか言っていたが、私に言わせればヒットラーの復活とフォーセットアムールは同じだが、海腹川背は違う。いわば、「海腹川背」というジャンルなのだと。
海腹川背の良いところはいくつもある。一つのステージを攻略するルートは自分の腕にあったところを選べばよし、それにつれて行けるステージが変化、高等テクニックを駆使しなければ行けないステージなども存在した(逆さ1面とか)。そう言う難易度の高いアクションに挑むのが好きな私は、知らず知らずのうちに海腹を繰り返し遊び、何時しか仲間内で一番の海腹プレイヤーになっていた。そのころは3連リュックもお手の物だったし、二段ロケットジャンプなんて目をつぶっても出来た(無理)。
そのころは幸せだった。PSで旬が出ると聞いたとき、PSの購入が決定していた。私のPSは海腹専用機となるべくして存在していたのだ。多分。
海腹から旬までの間、ろくなアクションゲームが出ずに泣いた。PSで気に入ったアクションはヴォルケンクラッツァーただ一つであり、これも見方を変えれば対戦格闘とも言えなくはない。あれ?アーマードコアがあったかな?いや、もっと後だな、きっと(ォィ
そして、旬はやってきた。兎に角、面白かった。一通りステージをまわり、全ルート制覇した頃、後輩と共にタイムアタックに興じた物だった。この海腹旬は私の中での過去の名作達と同じ位置にあった。何度も何度も繰り返し遊んでも飽きることがなかった。昔と違って、面白いゲームで夜を明かすこともあった。ゴムの浮遊感、シビアなタイミングを要する高等テクニック、飽きることなく同じステージを何度も遊んだ。より早く、より面白くステージをクリアしていくために。
自分自身で満足の行くリプレイはメモリーカードにとって置いてある。一枚では足りないと感じるほどだ。さすがにタイムはTECHPS等でアタックしていた人たちには及ばない。でも、それで良かった。自分の中のボーダーを超えることが、嬉しかった。
何時しか私はゴム紐とルアーを購入し、川背さんの装備を再現し、鞄に下げていたこともあった(危険だって)。もちろん針は切ってはいましたが(それでもタオルは釣れる)。
こうして昔のゲームを懐古してしまうのは、最近本当に面白いアクションゲームがないからだろう。いや、アクション自体の数が絶対的に少ない。64は別だが、PS、SSでアクションと言えば対戦格闘。しかもロード時間が長い。特にSNK。何とかしてよ。
ともあれ、海腹川背は私の中で最高のアクションに位置しているのは間違いない。今でも遊び続けていることを考えれば、それは当然なのだが。
これから先、このようなハードの能力に左右されないアクションゲームが出てくるのだろうか。心が躍るような、そんなゲームはもう出ないのだろうか。気に病むぐらいなら、自分で作ってしまいたいぐらいだ。その機会さえ与えられれば・・・



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