もしかしてマイナー?


しかし、ゲームを作ったり、TRPGしたり、コンシューマやってたり、アーケード、カード、その他諸々のゲームをたくさんしている割には批評的な物が一つもない。
まぁ、個人的にあまり好きじゃないからやってなかったんだけど、ふと思い立ってちょっと書いてみようと思う。

ゲーム。私が子供の頃、ゲームと言えばアクション、シューティング、スポーツ、パズルがメインだった。MSXでは魔法使いウィズ、魔城伝説、ファミコンではちゃっくんぽっぷ、迷宮組曲、ちょっと時代が合わないけれども、こういうゲームをよくやっていた記憶がある。
今はハドソン大嫌いだけど。
レッドもね。
そして、私が最初に買ったコンシューマゲーム機、PCエンジン。これはしばらくの間、ファミコンやメガドラ、スーファミでRPGが伸びてきていた頃でも、PCEはアクションだった。頭から言うと、ザ・クンフー、妖怪道中記、私が最初に買ったPCEのゲーム、シティーハンター、むずゲーしか出さないフェイスからはサイバークロス、クロスワイバー、はにいおんざろおど、不思議の国のアリス、タイトーなどはアーケードからレインボーアイランド、水バク大冒険、カダッシュなど、多種多様のアクションゲームがあった。そして、私は好んでそれらのゲームをしている。そう、今でも。
結局は手先の器用さを問われるゲームが比較的得意だったからかも知れない。手先が器用なのは確かだが、最近の格闘アクション、対戦格闘と呼ばれるゲームははっきり言うと好きじゃない。でも、私とともにゲーセンに行った輩達は私が必ず格闘をやるのを見るだろう。
もちろん、好きだからやるのではない。嫌いだからやらないのではない。有り体に言えば他にやるゲームがない。自分の出来る範囲のゲームを探すと、それしかないのだ。
昔はゲーセンにアクションゲームがあふれていた。コンシューマでもあふれていた。
しかし・・・最近の状態はどうだ。エニックスなぞは「ゲームは映画」などとのたまわったそうじゃないか。そもそもゲームとは何だったのか。それを考えて欲しい。
今でこそゲームは家で一人で遊ぶ物と言われているが、私が子供の頃は外で遊んで友達の家でみんなでゲームをやって。このころのゲームは一人でこそこそやるゲームではなかった。お互いにテクニックや進度を披露する事が出来た。上手くできればヒーローにもなれた。
最近のゲームでもそうかも知れない。しかし、攻略本全盛の今では、自慢できるのは早解き、レアアイテムの収集度、そんな物だ。これでは学校にいる休み時間の間に一言二言話をすれば済んでしまう。まれに、イベントムービーの話などをしている人間もいるが、そんな物を見るために5800円も出すのはあほくさい。
・・・あ、ここで出してるのは最近の主流(なのだろうか)である、ムービーRPGのことなので注意。スポーツゲームなんかは過去に比べてかなり良くなっており、面白いのは明白だ。でもナムコの野球は駄目だが。
うむ、何か話がそれた。
要するに、最近は私が唸るようなアクションがない。それが言いたいのだ。一番最近はまったアクションは海腹川背・旬。ここまでさかのぼらなければならない。
しかし、海旬は良いゲームだ。仮に箱の裏に「究極のカルトゲームここに復活」的なことが書かれていてもだ。
やはり、いくら絵が綺麗でも、音楽がすばらしくても、面白くなければそれは認められない。
昔からよくコントローラを投げてきたが、PSはPCEに比べても投げる回数が多い。最も、よく投げているのは某S●UAREのゲームばかりだが。
それは結局、自分の中で不条理を感じる回数ではないだろうか。
どんなに難しいアクションでも、結局は自分のミスだと諦められる。しかし、某メーカーのゲームは明らかにメーカー意図の不条理さがある。
メーカー特定ではなくても、RPGなんかはデータ戦略はあるが、それでもほとんどは運である。こちらで何とかしようとも、どうしても越えることの出来ない線があるのだ。
それは制作者の押しつけであり、ゲームの面白さとは何ら関係はない。結局はプレイ時間をいたずらに伸ばすための策でしかない。
そう、PCEの天外2、あれはプレイ時間50時間などと言う宣伝をしていたが、全く的外れであることを彼ら(ハドソン、レッドカンパニー双方)は気付いていなかったのだろう。
実際、ハドソンは未だにオリジナルはボンバーマンと桃太郎シリーズしかない。後は移植か、パクリ。それ以外のオリジナルと呼べるゲームは全然面白くない。ウェルトオブイストリア。うたい文句と目の付け所は良いのかも知れないが肝心の中身は駄目すぎる。事細かに批判しても良いが、疲れるから止め。レッドなんて・・・いいや。もう。
嫌いなクリエーター。飯野賢治と広井王子。自分たちが新しいゲームを作り出していると考えているらしいが(偏見)広井のゲームは結局ギャルゲーの域を抜けない。かわいい女の子が出てくれば良いんでしょ?彼は。飯野は良いからスクエアに入ってCG映画でも作ってろ。ゲームという物をおとしめた張本人達では無かろうか。彼らは。
仲間内でゲームを語るとき、比重が大きいのは過去の名作達であり、愛すべきクソゲー、駄目ゲー達である。
昔のゲームは磨けば光る原石だった。そう信じている。何処でどう間違えたのか、磨き方が不味かったのか、今日のゲームはまさに最低と言っていいほどつまらないゲームだらけだ。
つまらないゲームを遊んだ人間達がゲームクリエイターとしてソフトハウスに入り、また同じ様なつまらないゲームを作る。
結局のところ、供給側は需要側を見る余裕がないのだ。これはゲームだけでなく、どういった物でもそうだ。 ビジネスである以上は売れなければいけない。そんなことは解っている。
しかし、ゲームはビジネスにはして欲しくない。
私はある程度の年齢の頃からゲームクリエイターを目指している。そのころから思っているのは「ゲームとは、自分の描く夢を他人に分け与えることの出来る数少ない手段」と考えている。言うなれば夢を作り、配る職業だと思っているのだ。
この「夢」という言葉が最も一致するゲームは「どきどきポヤッチオ」だと思う。このゲームは制作者である近藤敏信氏の夢の舞台を借りて、自分自身の夢のかけらを再現できる。そういうゲームだ。
こういうゲームは果たしていくつぐらい存在しているのだろうか。
というわけで、近藤氏は実は海腹川背も作っているのだが、どうもこの人のゲームとは馬が合うようだ。おかげで、今PCEでとても欲しいゲームがある。
ギャラクシー刑事ガイバン。今はまさに見ることのないマイナーゲーム。情報求む(こればっか)

近藤氏のHPにリンク貼りました(^^;。
コミケの時は迷羊亭のスペースにGo!だ!



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