後夜祭
翔泳社作の恋愛シミュレーション。金に物を言わせて豪華声優人及びキャラデザ美樹本晴彦という巫山戯た人選で勝負をかけた異端作。異端と言って間違いないだろう。会社の利点というか、強みだけで売ろうと見え見えだったゲームだったからだ。
家の近くで安くなっているのを発見し、そう言えばと言う程度で購入したこれ。買った後に「ブレードメーカー」を作った翔泳社作と言うことに気付きちょっと退いたりしたなぁ。ちなみに、翔泳社をSEと略すと、個人的にセイコーエプソンの略っぽいから嫌なのさ(謎)
話が逸れた。
後夜祭。ま、一度やるか程度で始めた初回プレイ。狙いはもちろん、眼鏡をかけた学級委員長だ(笑)
内容は、至って単純だ。
学園祭の準備を進める中で仲良くなっていくという物で、同じ作業を二人でする、週末に逢う(逢えるのは基本的に最大2回)、昼休みと放課後に会話する、と言った具合のことをするだけ。後は進むのをぼ〜っとみてればいい。突然授業中にイベント画面が表示されたりするけどそれはどうでも良い(笑)第一周目の金曜に女子連中がシャワーを浴びに行ってそれを覗きに行くが、基本的に固定キャラ3人の誰かをのぞけるだけなのでそれもどうでもいい。このゲームの良いところはキャラデザでもなく、声優でもなく(かなり関わると思うが)、キャラ設定にある。と思う(弱気)。
久しぶりにほぼ全てのキャラをいいと思った。キャラとして生きていると思ったって意味ね。
外見上は可愛い女の子でありながら結構気さくで誰とでも仲のいいヒロイン。気が強く、いつも主人公に跳ね返ってばかりの幼なじみの女の子。芯が強く、学級委員長という立場からつい気が強く見られてしまう委員長。口下手なだけで、別に無口ではない女の子。流行好きではあるが、本当は自分のしたいことを探している女の子。女の子は何処かしら影があり、現実味を感じる。
しかし、それ以上にナイス(死語)なのは、脇役である、男陣だ。
特にお気に入りなのは鈴木。奴の台詞は的確且つ面白い。声優の巧さと相まって笑えること間違いなし。
ただ一つ残念なのは、そう言ったイベントの絵を見る機会がほとんどないこと。プレイ中でないと見ることはないし、逸れも何時出るかどうか・・・
あ、後いかしたシステムも入ってたな。
下校前、作業後の教室で女の子とサシで会話する。その時は台詞が出ず、声を聞いてそれに対する反応を肯定、否定、無反応で返すこと。会話の中で相づちを入れるのが4回有るのだが、それによって相手の会話内容や表情が変わるのは結構面白いぞ。一度はやってみるべし。
ちなみに、もう3周してます。ワンプレイが実は3時間かからないと言う、なんて良いゲームなんだ!(笑)
日曜ってだけで3回はクリアできるね(笑)
ちなみに学園祭の出し物は、基本的にはたこ焼き屋かお化け屋敷になるのですが、ある条件を満たすことで人力飛行機をとばすという・・・ちゅうか鳥人間コンテスト(笑)が出来ます。
私は初っぱなその出し物でした(笑)結構無茶するんだけど、会話内容が良いんだよなぁ・・・特に鈴木が(笑)
なので、安かったら買ってやってみる価値はありますね。これは。
今なら2000円ぐらいでは?
是非、やってみて下され。
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