悪魔城ドラキュラX〜月下の夜想曲〜
悪魔城ドラキュラ。コナミの得意な横スクロールゲーム、そして、異常に難易度の高いアクションの代名詞でもあるこのゲーム。PS版は一体どうだったのか。
形の上ではPCエンジン版ドラキュラX〜血のロンド〜の続編に当たるのだが、SFCでは既に悪魔城ドラキュラXXなるものが発売されていた。こっちはやっていないので特に言及はしないが、やはり難しかったことはイメージとして残っている。
さて、問題の月下の夜想曲。主人公は以前出場したアルカード、敵役に血のロンドの主人公リヒター・ベルモンド、ヒロインとしてやはり前作登場のマリア・ラーネッドが出ている。
ゲームの内容としては、今までのドラキュラシリーズより簡単になり、レベルアップの概念とアイテムコレクションの要素を足した物だ。
さすがにコナミ。出来はそつない。私は好きなゲームにはいる。もちろん、アクションゲームだからだが。
このゲーム、本当に楽しいのはアナザープレイからではあるのだが。ちなみに、アナザープレイというのはクリアした後にやる二度目以降のプレイのことだ。
このアナザープレイでは初回では出てこなかったアイテムが登場する。名前はデュプリケーター。消費アイテムが減らなくなる物だ。
消費アイテムが減らないと言うことはどういうことかというと、投げると無くなる武器が減らないので無くならない、回復アイテムもいくら投げても無くならない。全体攻撃アイテムもいくら使っても無くならないという至れり尽くせり(?)のアイテム・・・基、装備品なのだ。
これがどう面白いかというと、普段は無くなってしまうことを考えて滅多に使わないアイテムでも気兼ねなく使える、汚職事件・・・お食事券なる回復アイテムをランダムに一つ生成するアイテムを限りなく使えるなど、通常では出来ない楽しさがあるのだ。
ちなみに、私のお薦めは親父の威光×2。楽しいぞ。マジで。
もう一個はピーナッツを投げ続けていくつ連続で食えるか。ゲームとは全く関係ないところで遊んでいるが、これで良いのだ!
ちなみに、このゲームに出てくるマリアは強い(サターン版にて確認済)。しかし・・・こいつ、本当にあのマリアなのか?血のロンドで出てきた「お兄ちゃん、いい人?」のマリア・ラーネッドなのか!?
・・・真相が知りたいぞ。わからん人はPS版ドラキュラX〜月下の夜想曲〜の後にPCエンジン版ドラキュラX〜血のロンド〜をやりたまへ。
そこには驚愕の真実が待ちかまえているだろう・・・
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