碓氷峠の所在地

碓氷峠(うすいとうげ)は、群馬県安中市松井田町と長野県北佐久郡軽井沢町との境にある標高約960mの峠です。碓氷峠は、日本海側に流れる信濃川水系と太平洋側に流れる利根川水系の分水嶺になっています。古代には碓氷坂(うすひのさか)、宇須比坂、碓日坂などとよばれ、中世には臼井峠、臼居峠とも表記されました。近世以降は碓氷峠で統一されています。

太平洋側(群馬)と日本海側(長野)を結ぶ碓氷峠には、国道18号線と信越本線が通っておりましたが、信越本線は新幹線開業に伴い1997年9月30日に廃線になりました。



廃線後は、高崎−横川間に『信越線』の名が残りJR東日本が運営、軽井沢から先は第三セクターの『しなの鉄道』となりました。
廃線直後には、横川駅のホームから峠に向かう線路上にコンクリートの車止めが設置され線路分断の現実を見せつけていました。


鉄道文化むら建設に伴い、コンクリートの車止めより先の峠側の線路は撤去されました。文化村への車両搬入のため横川駅4番線から峠に向かう線路は、道路上で蓋がされてますが現在でも残されています。

廃線になった横川-軽井沢の区間は、11.2Km、所要時間は約17分、運賃は240円でした。



【碓氷峠の所在地】

 







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