国鉄185系 特急型電車


国鉄185系電車は、国鉄が1981年に運用を開始した特急形直流電車です。 特急形車両でありながら通勤通学輸送にも対応させるという、特徴があり、信越線では朝の時間帯の横川発の普通列車として運行されていました。1982年までに合計227両が製造されました。
1987年の分割民営化時には全車両が東日本旅客鉄道に承継され、1995年から2002年にかけて全車両が車内外のリニューアルを施され、特急列車や湘南ライナー等を中心に運用されていましたが、製造後30年あまり経過した2014年から編成単位で廃車が開始されています。
185系写真1
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碓氷峠廃止後の信越線で残った唯一のエクスプレス型車両。松井田の碓氷川鉄橋を毎朝7時7分頃通過する普通列車として運行。ホワイトを基調にレッド・イエロー・グレーを大胆に配した、1995年以降リニューアルの新前橋所属車です。(1997年)
2017年現在では、この時間帯の列車は165系湘南色か211系が運行しています。
185系写真2
雨上がりの朝の風景 碓氷川にかかる中瀬大橋から撮影。晴れた日は朝の斜光で綺麗に撮れます。(1997年)





185系写真3


松井田バイパス付近から見た信越線。碓氷川鉄橋にさしかかる土手の上が列車のお立ち台になっています。列車全体が撮れる撮影ポイントです。この位置より西側から撮った写真が90年頃の名峰へのプロローグに載っていました。




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