2000/4/05 WAREZ

 上記の単語なんて読みます?

 ウェアーズが正しいのでしょうね。でも、その手のマニアの間ではワレズと読んでいます。他にもGAMEZ,SERIALZ、APPZなどがあります。

 販売されているソフトウェアをコピーしそれのプロテクトをはずして、ネット上で配ったりすることです。買わなくてもいいので人気がありますが、当然、著作権法違反です。

 SERIALZは、ソフトのシリアル番号をネットで配布します。ですから、MSのソフトなんかのシリアルが大量に配布されています。自動生成するソフトまであります。

 MP3Zもあり、人気のあるミュージシャンのMP3ファイルを配布しています。とんでもないことです。MP3のファイルを配布していた奴はよくつかまったり、警告をうけてサイトクローズしています。

 ネットで著作権法違反承知で著作物を配布しまくる人は多いです。これに対抗して、デリータといわれる人がいます。この人は、ある筋から雇われており、ネット上をいろいろ調べ、違反ソフトを見つけると片っ端から消します。専門家です。

 昔から、違法コピーされるソフトの第一位はアドビ社製品でしょう。PhotoShopなどがよくやられます。

 ある権利団体では、検索ロボットではありませんが、MP3ファイルをネット上でかたっぱしから自動検索し、違法サイトを抽出しているそうです。そして、警告文を送付しています。

 さて、この前、ある会社からダイレクトメールを受け取りました。住所もないし、なにやら怪しい。あけてみると、違法コピーソフトの販売でした。

 1枚に10から20個くらいの高価なソフトウェアがはいっています。当然プロテクトはずしてあるそうです。17種類あって1枚1万円だそうです。正規の価格は100万くらいになるのではないでしょうか。

 電話での申し込みだけのようです。でもいい度胸をしている業者です。

 みんな、悪の誘いにのってしまうんでしょうね。私はこういうのは絶対に買いません。人のふんどしで商売しようってやからにお金をはらうなんて、とんでもありません。

 だいいち、お金をはらったって、危ないではないですか。もしだまされたとしても、相手をうったえられないでしょう?「違法コピー買おうとして代金を取られた」といってもねえ。

 しかも、既に相手に私の住所氏名はばれています。つまり、どこかの名簿業者に既に持たれてしまっているわけです。ここで不正なものでも買おうものなら、「不正商品を購入しやすい人間の名簿」に登録されてしまうではないですかー。

 今、結構ソフトも安くなってきてますから正規の価格をはらうべきです。ユーザ登録もできますし、マニュアルもついてくるわけです。

 結構、ネット上はやばいことが多いです。甘い言葉にのらないよう、お互い気をつけたいものです。百鬼夜行状態です。