2000/3/31

 PS2で、海外版DVDみれるのはまずいなあ、と書きましたが、SCEは早くも対策をたてて実行したみたいですね。各権利団体に承認を得た、といってましたから、すぐにSCEとして対策案をもって頭をさげにいったのでしょうか。
 PS2のDVD再生機能は、ユーティリティディスクを用いていたことがよかったですね。これでディスク交換ですみましたから。すべて本体側で実現していたら、本体回収ですからね。
 でもあのディスク全数回収できるんでしょうか。プレミアがつきそうですね。本体側も新規出荷分は対策を講じるそうですが。
 最新版のユーティリティは、この問題だけでなく、音とびに対する可能な限りの回避対策なども講じてあるそうです。ま、以上でPS2の問題も一件落着ですね。

 日本人はほとんどが、英語版ディスクをみても、英語がわからないので、映画配給に影響するほど、実際は輸入版の問題はおきないと思うのですが。

 PS2のDVDへの貢献度も大きい。DVD売り場が、ゲーム屋の近くに移動してきてます。
 ソニー銀行もできるそうなんで、PS2でも口座管理できるようになるんでしょうか。

 今回の問題を起こした部分の設計を行った技術者に同情してしまいます。ユーザもいろいろ深く見てきますから、執念で抜け穴とかを見つけてしまうんです。いまごろ、責められているんでしょうね。SE時代の経験で、「オンラインが止まった」とか「不具合がみつかった」という新聞発表があると、頭がすぐに技術者にいってしまう。だれとだれが、どこに出向いてあやまっているのか。どんな会議がおこなわれているのか、などを想像します。