2000/3/29

 うー風邪ひいた。

 季節の変わり目というといつもである。のどが最初いたくなって、次に、ハナがではじめ、首のリンパがはれ、夜せきがでるようになった。

 39度とかでない限りは、風邪くすりをのまずに(症状おさえずに)、寝ていたほうがいいと思って、そうしている。かなり熱もでた。

 3日めの今日だが、かなり、症状はよくなった。ピークをこしたようだ。

 風邪は、薬を飲み続ければ、症状は軽くなるが、治るまでに余計日数がかかるようだ。もちろん、素人判断は危険だが、今回はいくらなんでも、風邪である。しかしつらい。特にハナがでるのはつらい。

 花粉症の人は、春いつも、このズクズクの状態が続くわけで、本当に同情します。いつ、私も花粉症になるかはわからないのであるが。
 花粉は拡大すると、表面はすべすべどころか、千差万別、とがったのもあれば、でこぼこのもある。花粉の表面は、頑丈であり、花粉はそのまま化石になってしまう。
 アレルギーを起こす花粉にも、ブタクサや杉などいろいろある。花粉は、それだけでなく、空気中の汚染物質と結合してアレルギーなど悪さをするといわれている。

 花粉症はいつ、誰に発症するか、わからない。花粉症の人をあざわらっていた人が、花粉症になったのをみた。因果応報である。

 教科書で、水の中で花粉がゆらゆら動くのを観察して、ブラウン運動だ、としているものがあるが、あれはまったくの大うそであります。花粉をみても、ゆらゆらはしていません。しないのです。花粉の大きさではブラウン運動をしないのです。
 原本をみますと、「花粉をすりつぶして」観察すると、花粉内の成分の顆粒がゆらゆらしていた、とあります。これぞ、ブラウン運動なのです。
 よくぞ、大うそが、教科書にまかりとおっているなあ、と思いました。

 横道にそれましたが、風邪の話です。

 風邪は恐ろしいです。知り合いの大工さんですが、風邪をひいて熱がでていたのに、働きつづけ、体が弱ったところに細菌が脊髄にはいってなくなりました。体中に細菌はいるのですが、風邪で無理をすると、これらの細菌などが調子にのって暴れだすそうです。お年寄りが風邪をひいて、肺炎などを併発することが多いのです。

 風邪を治す薬はないのですが、安静にすることが第一であります。(以上、全て医師の話です)

 社会人1年目の新人研修で、人事部長の話で、「風邪は病気ではない。熱がでても、はってでも会社にこい」といわれました。そして、みんなうなづいていました。「上司がかえれ、といったら、かえっていい。ともかく風邪では休むな」いま、考えると恐ろしい話であります。

 この部長さんは他にも、「年次休暇はつかうな。遊びに行く目的につかってはいけない。骨折したり、重病になったら、その入院でつかうのだ」といってました。私は、それを忠実にしたがっていました。外資系に転職したときに、ほんとにカルチャーショックでありました。みんな、自分の意志で休暇をつかっていたからです。

 直属上司に「なんで、伊藤さんは、休暇届をだすときに、あやまるの?」と聞かれました。習慣です。ちなみに、外資では部下を「さん」づけにします。これも驚きましたが。上司でも「さん」です.社長でも。

 今回、なんか熱のせいか、話題が飛び支離滅裂でした。

 次回は「非外資と外資」についてかきまふ。