2000/3/27 

 格闘技大好きであります。空手も、K1も、プロレスも、ボクシングも柔道も。(自分では一つもやってないが)

 小学生の時に、馬場対フリッツフォンエリックの試合をみて格闘技をみるのが好きになった。エリックというプロレスラーは異名を「鉄のつめ」と言われていた。相手をおさえつけ、頭をトマトをにぎりつぶすように握り締める。
 すると、指のあたる、コメカミに指が食い込む。穴があいて出血するのである。このシーンをいまのプロレスファンがみたら、興奮するだろう。

 空手バカ一代、ジャイアント台風、あしたのジョーとか、漫画をみて、その格闘技も好きになる。(どれも、梶原一騎原作である)燃えよドラゴンなどの映画もカンフーブームに火をつけた。

 これらの主人公のかっこよさにあこがれて、子供はまねをよくしていた。そのうちに、男組という漫画で、中国拳法の大ブームがおきる。それまでは空手が人気だったが。

 やれ、蟷螂拳だ、陳氏太極拳だ、形意拳だ、八極拳だ、えらいさわぎになる。カンフーは精神的な、超能力的なものすら、含んでいるので、なにやら、怪しい雰囲気になってきた。相手に気を送り込んで倒すとか、触らなくても相手は死ぬとか、指でおすと人間が失神するとか、ツボだ、柔気陰打だ、...

 これを更に強調した漫画として、北斗の拳などが現れる。今でも、気がブームになっている。

 いま、熱いのはやはり、PRIDEだろう。なんでもありのほとんど、喧嘩である。大変な試合の連続。選手も命がけである。拳固でなぐるわ、首はしめるは、腕を逆にとるわ、顔はけるわ、いやはやすさまじい。

 あれを見ていると、中学生。高校生のときの喧嘩を思い出す。限りなく喧嘩に近いわけだ。CSであれを生中継でみることができる。

 グレイシー一家の強さが有名だが、私は、なんといっても、イゴールボブチャンチンという選手を応援している。やさしい顔をしているが強いのなんの。5月の決勝戦が楽しみだ。

 喧嘩といえば、体がでかいほうが強いにきまってる、と思っていたが、そうでもないことがわかる。学生時代の喧嘩では、だいたい背の高いほうが強かった。やせていても長いためか筋肉量がおおいのか?まあ、殴るにしてもリーチも長いし、上からの方が有利ですよね。でも、PRIDEのグレイシーなどを見てると、そんなに大きくないのに、はるかにでかい選手をぶちのめしてしまう。まさに柔よく剛を制すである。私自身チビなので気持ちいい。

 でも、最近の入場料、すごく高い!とても会場には見に行けない!いつから、数万円になってんでせう。

 試合は残忍だが、終わると、どのファイターもスポーツマンだ。腫れ上がった顔同士で、だきあって、お互いのファイトをたたえあっている。単純だけど、何度みてもいいシーンだ。残酷だ、だけでなく、あなたも格闘技をみてみたらどうでしょうか。