2000/3/7

 パソコン売り場、特にMACコーナにいくと、若い女性がいるいる。ある人は1人で、ある人はカップルで、親子で。みな、iMACを欲しそうにみている。

 本屋にいくと、ホームページ作成の本のコーナは、女性でいっぱいだ。メッシュ入りの子がMACROMEDIA DIRECTORの本を食い入るように読んでいる。

 秋葉原へいっても、女性が多くなった。パソコンブームの前には、秋葉原といったら、ヤローの巣、それもいかにも電気マニアで、あつくるしく、貧弱ななよなよ男、しろっちゃけたやつが集まっていたものだ。それがいまやデートコースにはいっているかんじ。

(もっとも、ゲーセンにもそれはいえる。ゲーセンもインベーダのことは、男性サラリーマン、男子学生が気が狂ったような表情でインベーダをやっていた。今はカップルがUFOキャッチャー、DDRに熱中している。)

 真にパソコンが家電化したのだろう。ほんとに隔世の感がある。そのころは、女性客がくると、損得度外視で安くうってくれたのだ。

 女性の多くが、パソコンでメールをうち、ホームページを作成している。

 野郎は、「役に立たなくても」「使ってなくても」メカ、ハイテクを手に入れ、よろこんでいる、といった芸当ができる能力をもっている。へっへー、パソコン買っちゃった、20万円。でも、つかってないやー、てな具合。

 女性はしかし、しっかりと使い込んでいる。もっともその見込み、真剣さがなきゃ高いかね出して買わない。購入すればしっかりとハイテクのメリットを享受されている。

 その女性が大挙してパソコンの世界に乗りだしてきた。これは、パソコンなどが本当に生活に役立つ時代がきたという証拠だ。 

 現在、女性管理者のHPがえらい勢いで増えている。内容は日記などが主だが、掲示板の活況ぶりはすばらしい。

 んで、掲示板などで知り合いをつくり、友達になり、更にオフ会を実施する。(ちょっとこわいきもするが)こうして、友達を増やし、楽しくすごすためのツールに使っている。

 だから、訪問した掲示板に自己紹介をかくと、すぐに、オフ会にでろ!となる。ネット内だけでうじうじやってるのは、はやらないようだ。

 ネットはネット、本物の自分は自分といったきりわけはナンセンスということなのだろう。(反面、ストーカもどきも増えているのだが)

 ビジネスよりコミュニケーションツールとして、ネットがえらい速度で広がっている。携帯電話の親戚の感覚で。

 自分作ってみて驚いたが、今、HP作成を簡単に行うツールがたくさんでているのである。技術力など全くいらない。誰でもHPをつくることができるのである。