2000/3/5

注意:今回はセガファンとしてかなりPS2に対して敵意剥き出しでヒステリー気味であります。まあ哀れだ、程度の気持ちでみてやってください。

 PS2が大騒ぎ。まあ、うれるでしょうが、何がうれしいのかよくわからない。SCEと映画会社のDVD担当がうれしいのはわかるけど。大日本帝国憲法発布のときの外国人記者の話しを思い出す。

 まず、DVDがみれる、と喜んでいるが、1枚3000円〜5000円とかだよ。そんなにお金はらって見る人います?どんな名画でも、1回みると1ケ月くらいみるきしませんぜ。わたしもパソコンでDVDはみれます。最初、喜んでスターシップトゥルーパーズ、2001年宇宙の旅とか買ったけど、そのくらいですよ。そんなに飛ぶようにはうれませんって。音楽は何度でも聴きたくなるが、映画は違うのです。

 結局、DVDレンタル以外は大騒ぎするほど伸びません。TSUTAYAのVIDEOがDVDになるだけ。だれがもうかるの?助かるの?んで、みなさん、自宅のテレビの仕様書よくみてね。垂直走査線何本あるか知ってます?TVもグレードアップしなきゃ、VTRとかわらんでしょうが。オーディオでアンプだけグレードアップしてもいい音にはならんでしょう?
 私はDVDグレードの画質は家でみるぶんには全く必要ないです。すくなくとも現時点では。みなさん、今のVTRで「あー画質わるい!」って不満もったことないでしょう?

 ゲームにしても、あのスペックだから、10倍おもしろい、というわけではないようですね。ぜひ、セガのDCのSEGA GTと、PS2のリッジを比較してほしいのだが。そんなに大騒ぎするほどの差じゃないっす。デモみたけど。ゲームを10倍おもしろくするには、ソフトも10倍がんばる必要ありますが、そんなわけないでしょ。

 まともに考えれば、画質向上にお金かかってその分ゲームの本質にお金がかけられなくなる。
 でも、PS2のリッジはさすがです。あとのゲームは...今の野球ゲームのキャラが実写に近くなって、面白さアップってか?戦国ゲームのイベント画面が、実写に近くなって面白さ100倍ってかあ?

 結局、ハードは芝居でいえば、舞台装置で、ソフトが俳優と演出、脚本ですよ。「ああ、いい芝居だったな。」というときには舞台装置に感動したんじゃないでしょう。

 最近「接客ゲーム」という用語がはやっている。どうも意味を聞くと、「そんなに面白くなく、遊ぶ気持ちにはならんが、客がきたときに見せて、すごい、と驚かせるのに効果的なゲーム。有名で画面がハデ」まあ、見栄文化の最たるものです。

  私の結論: メリットありなしに関係なく、映画媒体についてはVIDEO媒体がDVD媒体に移行する、ゲームが面白くなるかどうか別にして、「画面がこまかく、MOVIEが長くなる」小さいゲーム会社はつぶれる。