2000/3/8

 ドリキャスが、WindowsCE(の特別版)を採用したとき、B.G.氏は、喜ぶかと思いきや、関心なさそうだった、と聞いたことがある。Xボックスだすくらいだから、そりゃそうだろうね。あのスペックをみると、N社はすでにビハインドになってしまう。あわてているでしょうね。せっかくドルフィンにPS2を超えているスペックを与えたと思ったらこれだから。

 アメゲー、私にはすごくつまらない。だけれども、K社やN社E社にソフト開発を要請しているとのこと。このあたりが応じたら、一気にひっくりかえるかもしれない。ただ報道ではCPU、メモリの話があるが、グラフィックチップの話しがない。PS2はこれがすごいんだが。

 M社対S社の対決になるんですかね。M社のやりかたは、「下からうめていく」やりかたですから。OSおさえて、次にアプリおさえて、ときたわけです。

 だから、同じ戦略をとってくるとなると、こうなる。私の勝手な妄想である。

1.まず、ゲームソフトメーカを徹底的に味方にする。これには金にいとめをつけない。CEOみずからが「みんな、なかよくやりましょう。うちの上でやれば安泰です、もうかります」とニコニコ顔でやる。んで、日本の最高のゲームソフトメーカをおさえて、ゲームを作らせる。

2.ゲーム機を、超優秀マーケティングチームがうりまくる。やがて、市場シェアが高まり、パートナー(と最初にいってる)を儲けさせる。やがて、中堅も参入してくる。

3.ゲームメーカにやさしくして、ますます抱え込みながら、他のゲームハードメーカを徹底的に攻撃する。死に絶えるまでやる。他のゲームハードメーカを兵糧ぜめにする。だれも、そのゲーム機のうえでは作らなくなる。

4.死に絶えれば、これで第一段階終了。(ハードはおさえた)

5.おもむろに、ゲームソフトメーカに対する態度を「ニコニコ顔」を「さめた顔」に変更。ゲームソフトに力を入れはじめる。ゲームメーカから、人をひきぬく。

6.ゲームメーカの有名なゲームソフトに、対抗のゲームをぶつける。突如競争をいどむ。金はあるから、多少まけても、あきらめずに、作りつづける。

7.ゲームメーカが疲弊しはじめる。更に攻撃をつづけ、死に絶えるまでやる。小さなメーカがヒット作品をつくったら、すかさず、合併をもちかける。

8.以上M社のゲーム業界の征服は完了する。 

なーんて、ことはないか...あはは。