2000/8/30 Odigo

 ある行きつけのHPの掲示板で、常連と話合うために、どうしても、「Odigo」というチャットツールをインストールしなければならなくなった。んで、早速、Odigoをダウンロードしてインストールした。よくわからず、ともかく設定を行い、起動。お、日本語化されてるじゃん。優秀。

 いまどき、こういったチャット関連のツール、とくにOdigoとかを知らない人間はあまりいないのかも知れない。でも、私は使ってみるのはじめて。あまりチャットが好きでないこともあり、使っていなかったのである。

 IEを既に起動して、あるHPを見ていた。「このサイトを見ている人間」をサーチすると同じHPを見ている人間の一覧(もちろん、Odigoを起動している人)が表示される。ここで呼びかけて、相手がチャットを受けてくれれば成立となるわけか。ふむふむ。

 ちょっと遊んでみよう。フィルタ機能を使用して、表示される人間の絞込みを行なう。えーっと、日本人で、えー、やっぱり女性(^o^;)にしよう。で、やはり結婚されており、落ち着いている方とチャットしたいなあ。ということで、絞込みの条件をその通り入力する。

 現時点で、世界中で条件に一致する方は2人表示された。1人の方の顔アイコンが恐いので、避ける。1人の方にいきなり「こんにちは」とメッセージを送信する。さあ、応答していただけるか?

 と、気付いたら、このツールは触るのがはじめてで、使い方などまだ全くしらないのだった。応答していただけると、どういう表示になるのか。待っても、チャットウィンドウがでてこない。首をかしげていると、封筒型のアイコンが点滅している。クリックしてみる。あ、返信されている。「こんにちは」また。それに返信をかえす...しばらく繰り返したけれど、どうすれば、チャットウィンドウが開くのだ?

 素直に相手の方に質問して、やりかたを教えてもらう。親切におしえてくれた。リクエストし受諾すればいいそうです。リクエストを先にしていただき、ここで応諾(だったか?)を押せばいいの、と教えていただいた。

 おお、チャットウィンドウが開いた。これならわかる。お話開始ー。お買いものの話などをしたり、こっちのプロフィールを話す。このチャットでは文字がだらだらと表示される。

 どうせだから、この方とボイスチャットをして、声を聞かせていただければなあ、と思い、御願いする。今度はこちらから。ボイスチャットのリクエスト。応諾され、会話開始。

 ひえー、女性のさわやかな声が聞こえるじゃあありませんか。ものすごく緊張した。簡単な会話をするけど、回線品質の問題で、先方からの声が遅れるし、声も十分に聞き取れない。また、東芝のノート使っているので、スピーカの音が大変悪い。というわけで、よく聞き取れない。で、こちらから御願いしたくせに、申し訳ないが、短時間で失礼をさせていただいた。どうもすいませんです。HPのURLをお教えした。

 初体験での感想ですが、メール、ブラウザについで、このメッセージツールは第三のインターネット必須ツールになるのでしょう。実生活にたとえれば、郵便、商店街、電話というイメージですね。でも、電話とちがって、見知らぬ人も含めて、いろんな人と、条件を絞って、お話できるというのが、開放的ですごい。これがネットの世界というわけである。

 興味のあるHPを見てて、Odigoを覗けば、同じ興味を持って同じHPを見ている人間が沢山表示される。また、「こういう方とお話をしたい」と条件をいれれば、該当する人間の一覧が表示される。文字チャットで話し、更に実声でも話をすることができる。

 もちろん、ネットだから怪しい人間も多くいるのだろうが、そこに注意して、うまく使いこなせば、ビジネスにも、人脈作りにも、プライベートにも恐ろしい威力を発揮することは間違いないですね。

 将来、たとえば、A商社のサイトを見ていて、突如、よびかけられ、「当社のサービスに興味がおありですか?はじめまして、私はA社の営業XXと申します」とか売り込みをうけることもあるでしょう。

 HPを見て感動していて、一緒にみている人に声をかける。「読んだけど、すごいよね」「そうそう」なんて、感想をいいあって、感動を深め合うこともできる。

 ネット上の同好会を作りたい。条件を絞りこんで、一斉に参加依頼をおくることもできる。

 いやはや、新しい有効な使い方はいくらでもありそうだ。