2000/8/25 TVゲーム戦国時代続く

 まず日記に書いてきた予想っぽいものの反省をば。

 「PS2のゲームにそんなに面白いものが、できるはずない」というのは、もろに的中。当時は、私のような考えの人はマスコミ評論家にもいませんでした。

 「DVDなんてうれません」というのは、もろにハズレ。

 まあ、的中率50%ですから許してください。「ゲーム面白くない」の論拠は、過去の日記を参照してください。(完璧に予想通りの展開で驚き)「DVDだめ」については、なんで反対だったかの私なりの反省。「どうしても高画質で見たい!」というコンテンツが市場にタイミングよくあったというのが、予想はずれの原因と思います。DVDうれているけど、結構一部のソフトに売上が集中してます。宇多田ほか、MTVも売れてる。「マトリクス」という映画に引っ張られた、ということでしょう。DVDのキラーソフトということですね。あの映画は映画館でみたあとでも、どうしても、高画質でみたくなるものね。「マトリクス」にSCEは感謝状おくらなければいけんぞよ。

    ゲームソフト会社は深刻な不況に入ると思われます。ただでさえ、発表ソフトが大過剰で、しかも、開発費がうなぎのぼりになってしまっていたところに、売れない時代になってしまったからです。うはうはだった、ゲームソフト会社の経営者の胃が痛む時代がやってくるのでしょうか。

 ということで、PS2に制覇されると言われていたのはぶっ飛んで、またまた戦国時代になったわけです。

 ここで、また予想を。

 大ヒットすると考えますのは、「PSone」と「ゲームボーイアドバンス」であります。(みんなそう思っているよね)

 PSoneはなんといっても、液晶画面がついて、持ち運びできる、ってことですね。あの小ささ、軽さ、液晶付きなら、どこでも遊べる。電車でも、学校でも、行楽地でも、ベッドサイドでも。これは大きい。「さあ、ゲームやるぞ」とコードが何本もでたゲーム機の前にどんと座らなくてもいいわけですから。このスタイルでPSのゲームができればいうことなしです。一つだけ問題は、コントローラの馬鹿でかさですが、これは携帯用がすぐに出るでしょう。

 ゲームボーイアドバンス(GBA)ですが、液晶がでかくなるし、ネット対応になるし、いうことないです。ソフト開発も順調にすすんでいるようですし。任天堂の厚いラインナップが同時に出荷されるし、明るい未来であります。

 PS2については、ソフト会社ももう、かなり戦意喪失しているような感じがします。危険で、開発が高くつくPS2ソフトは、みな敬遠するでしょう。社長あたりは、PSone、GBAに関心が移っているんじゃないでしょうか。SCE自身が超超大作発表しないと、やばいです。(PS2って、IBMの失敗パソコンPS/2に名前にてますね。ハードのルックスの雰囲気は3DOに似てます。)

 PS発売当時、私はなんと3DOを買ったのですが、バスの中で中学生くらいの子が、うれしそうに、買ったばかりのPSを持っていたのを覚えています。調査ではあの世代には、今回のPS2はうれていないそうです。おじさん(30歳以降)にうれているそうです。うーん。

 ワンダースワンはもう苦しいですね。GBに戦いを挑んだのですが、あまりにも相手が悪かった。

 N64は、任天堂の素晴らしいゲーム多かったけど、あまうれなかったですね。役割は果たしたけど。悲惨なのは、N64ディスクシステムです。あの会社儲かっているのかなあ。

 DCは、もうゲームも面白さは群を抜いています。発売当時と比較し、充実したラインナップです。でも、外国で売れても日本でうれてません。ゲーム面白いんだけど。私は売れなくても、私にとって面白いゲームがあればいいわけで嬉しいですが。やっぱ、宣伝が... ネットは独壇場だけと、ネットであそぼうとすると、どうしてもハードディスクがほしくなるよ。DCのメモリ高すぎます。

 ゲーセンほんとに、人減りました。相当数、ゲーセン数、減りますね。

 XBoxでは、MSはどのくらい出荷遅延を起こすのかが、楽しみです。笑ってしまいます。ぜひ、ドラクエの記録を抜いていただきたいものです。

 最後に侍アンディ・フグの冥福をお祈りいたします。