Oct 04, 2020

Roland HP-145の鍵を修理した

先週、我が家の電子ピアノ、Roland HP-145の3つの鍵(C5, C♯5, D5)が下がりっ放しで戻らなくなった。鍵を押すとクッションに当たるのでなく、ガチ、ガチと硬い物に当たる音がして、スピーカーからは通常より小さな音しか出なくなった。

現象が発生した瞬間は見ていないので、直接の原因はわからない。
この電子ピアノは買って21年が経過したが、のべ1,000時間くらいしか使っていない。これの10倍使われた同型機は沢山あると思う。それに、筆者は打鍵圧がかなり弱い(最初にキーがめちゃくちゃ軽いキーボードを使って練習したので、アップライトピアノを弾くとほとんど音が出ないくらいである)。購入後に7回の引っ越しを経たことはあるが、この使い方で何かが折れたり割れたりするとは思えなかった。それに、同時に3つの鍵がおかしくなったので、異物が挟まったのだろうかと思った。

もう古いので、新しい物に買い換えようかとも思ったが、何よりも、まず捨てるのが面倒で億劫である。しかし、そのままだと鍵の位置的に使い物にならない。古すぎて、お金を払って修理してもらう気にはなれない。

Rolandの電子ピアノの鍵を自力で修理したという話は、探せばいくつも見つかったし、大抵の人は簡単に分解したようだったので、やってみることにした。
分解のやり方がなかなかわからず、思いの外時間がかかったが、結果として、ドライバー1本で、5分もあれば分解できることがわかった。
またやるかも知れないので、鍵を修理する為の分解方法をここに控えておく。

  1. 天板を開ける
    天面の2つのネジと背面の上部の4つのネジを外して、天板を手前に少しずらすと、外れる。


  2. スライド蓋を外す
    スライド蓋のレールの途中にある、歯車の出入り口(【写真1】、左右両方)と、天面を支える金具(【写真2】、片方でOK)を外すと、スライド蓋を外すことができる。
    【写真1】
    【写真2】


  3. 鍵の上のクッション付きの横棒を外す
    左右それぞれ、1つは上から、1つは下からの2つのネジ(【写真3】)を外す。
    【写真3】


  4. 問題の鍵を外す
    鍵の上部のU字部分(【写真4】)を少し広げると外せる。(ただ、折れそうで、かなり恐い。)
    外すと、ハンマーのような部品が見える。
    【写真4】

鍵を外すと、C♯5の黒鍵のハンマー部品が折れており(【写真5】)、先端の部分が3つの鍵の下に跨るように落ちていた。
【写真5】
折れたハンマー部品を取り除き、多くの人がやっているように、最も使わなさそうな左端の黒鍵(A♯0)のハンマー部品を移植すると、直った。

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Posted at 19:07 in 雑記 | WriteBacks (0)
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