Jul 15, 2018

大局観とコンピューターの評価とのずれ

昨日は毎年参加している、地域の将棋大会だった。
今年は家庭が多忙で準備不足だったので、良くて1回戦敗退だろうなと期待せずに参加したら、予想通り、危なっかしく予選突破して、決勝トーナメントの1回戦で敗退した。

予選は2勝1敗、2勝は同じ人から(4人のグループで2戦目は勝った者同士、負けた者同士で対局するので1/3の確率で3戦目は初戦と同じ組み合わせになる)で、2局とも角換わり棒銀で一時必敗になりながら逆転勝ちした。筆者はネット将棋では角換わり棒銀で勝てることが少ないが、この大会の予選ではほぼ全勝で相性が良いようである。

決勝の1回戦の相手は昨年に続きまた優勝常連のI藤さんだった。その時点で準備万端だろうが体調万全だろうが関係なく1回戦敗退が決定したのだが、昨年に続き、筆者に感触の良い手が出た。


この△5七銀である。(筆者が後手)

しかし、昨年と違って、後で激指14で解析すると、この局面の評価値はほぼ±0で、それほど良くなかった。
筆者はこの△5七銀でかなり有利になったと思っていたのだが、そうでもないのか。

しかも、予定通りに飛車を成り込んだ、

この局面では少しマイナスの値(後手有利)に傾いたものの、ここから▲4七銀打 △3七角成 ▲同桂と進んだ局面はプラスの値(先手有利)になっている。

上記の△5七銀の局面を目指して、結構頭を使ってその局面に持ち込んだのだが、無駄な努力だったようだ。このように大局観というか局面の評価が間違ってるのが、筆者がアマ三段から上に行けない原因なのだろう。
確かに、全て清算した後は後手の駒損だし、後手が飛車を成り込んでも先手の方が陣形が良く、持ち駒の銀で固めることができて、容易に攻めれそうにない。
それでも、筆者としては、飛車を成り込むのはとても気持ち良かったのである。

その後、相手がI藤さんであることを敢えて意識しないようにして、気持ち良く指し続けて、次の局面になった。

この局面で▲5三角打とされ、△3四竜と桂馬を抜いて、必勝になったと思ったら、次の▲4四歩でしびれてしまった(と思った)。

局後の感想戦でも、△3四竜は見落としで、一瞬投げようかと思った、とI藤さんが言ってたし、横で見ていた知人と予選で2局指した人も、△3四竜で筆者の勝ちになったと思ったが次の▲4四歩でわからなくなったと言っていた。
しかし、激指14の評価は△3四竜の時点で+500(先手有利)、▲4四歩でも特に変わらず(しかも▲4四歩は最善ではない、最善は▲3一角成〜▲5三角成)、△5二桂▲4三歩成△同竜の次の▲4四金が疑問手で評価値が-200に振れ、次の△4一竜が悪手で+1000に振れていた。

筆者は▲4四歩の時点で必ずこの▲4四金まで進むと思っていたし、実際この▲4四金でどうしようも無くなったと思ったが、これが疑問手とは驚いた。ここで△5三竜 ▲同金 △5八歩成とすれば互角だったようだ。

一局を通して筆者が優勢だった区間はほとんど無かったようだ。どこで間違ったのだろう、と思って解析したら最初から全て間違っていたということであり、筆者の大局観はそれほどまでに間違っているのかと驚かされた。

昨年はこれほどまでには激指14の評価と自分の評価がずれていなかったと思う。筆者はここ半年くらい、パソコンで将棋ウォーズの3分将棋をよくやっているが、3分将棋は苦手でずっと初段である(10分将棋と10秒将棋は三段)。すると対戦相手も初段レベル前後なので、大局観がそのレベルで勝ちやすいかどうかになってしまったのかも知れない。

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Posted at 15:54 in 将棋 | WriteBacks (0)
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