Dec 26, 2006

(FreeBSD)10分おきのsambaのエラー

FreeBSDサーバーを新規に構築して、大昔の記憶を頼りにsambaをセットアップしたら、一発で使えるようになったのだが、10分おきに下のようなメッセージが出るようになった。
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Dec 25 13:23:18 **-freebsd inetd[527]: netbios-ns/udp: bind: Address already in use
----------------------------------------------------------------------

そのサーバーにはDHCPのIPアドレスと固定IPアドレスを同時に割り当てたり、LAN内の固定アドレスを入れ替えたりしているので、てっきりその辺りの設定のミスか過去の情報が残ってるのかと思って、LAN内のIPアドレスとarpキャッシュされてるMACアドレスを全て見直して、数日様子を見たが、改善しなかった。

それでネットで調べてみたら、既にsmbdが動いてる(-D オプション付きで通常のdaemonとして動かしてる)のにinetdでさらに起動しようとしてるからだということが判明した。
すなわち、/usr/local/etc/rc.d/samba.shが置かれた状態で/etc/rc.confに`samba_enable="YES"'を追加したのに、/etc/inetd.confのnetbios-*の行を有効にしていたのだ。

凡ミスだったが、これって普通は上のメッセージから類推できるものなんだろうか?
"Port already in use"だったら一発でわかったのだが。

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Posted at 03:44 in UNIX | WriteBacks (0)
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Dec 10, 2006

MovableType3.33インストール

Pentium 150MHz機にてFreeBSD 4.10+MovableType 3.17で構成されていたこのweblogは、7月くらいからひどいトラックバック爆弾、コメント爆弾といういわゆるsplogを受けていて、一部のMovableTypeの管理画面が開かなくなるくらいにメンテナンス困難になっていた。MovableType 3.2でsplogフィルタ機能が搭載されていたのだが、面倒くさがってバージョンアップをさぼったのが災いした。

そのため、本日ようやくMovableType最新バージョンである3.33に更新した。
バージョンアップ自体は、MovableTypeのオンラインマニュアルに従って意外と簡単に終わったのだが、「サイトの再構築」で
Can't call method "allow_pings" on an undefined value at lib/MT/Template/ContextHandlers.pm line 3788.
というエラーが出るようになった。

上記ContextHandlers.pmファイルを中心にがんばって調べたのだが、結局なぜ3788行目の
--------------------------
if ($entry->allow_pings) {
--------------------------
の$entryがundefinedになることがあるのかが調べ切れなかった。使用しているテンプレートが悪いのだろうか。とりあえず、この1行を
--------------------------
if ($entry && $entry->allow_pings) {
--------------------------
に書き換えると「サイトの再構築」が成功したので、ここに記録しておく。

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2007年に入ってから、新しいエントリーを投稿すると、 --- Can't use string ("MT::Log::Entry::") as a symbol ref while "strict refs" in use at lib/MT/Log.pm line 95. --- というエラーが出るようになった。この時、エントリーは保存されるが、ページの構築はされない。ページの再構築をすると正常にHTMLのページが生成されるようだが、面倒だ。 CGIを解析したがよくわからなかったので、lib/MT/Log.pmの'use strict;'の下に'no strict "refs";を加えたら、とりあえず問題なく動いてるようなので、ここに記しておく。

Posted by ynomura at 01/07/2007 05:38:56 PM

1.XreaにMovable Typeインストール

Xreaで独自ドメインを取得して広告有りでMovable Type3.33jaを...[link]

Posted by at 03/23/2007 05:48:51 AM

Movable Type 3.35にしたら動かなくなりました

Movable Type 3.35にアップグレードしたら、 Can't use ...[link]

Posted by at 06/03/2007 09:36:45 PM

Movable Type 4のインストール

Movable Type 4を別のXREAサーバー(S231)にインストールして...[link]

Posted by at 11/04/2007 06:46:52 PM

Aug 21, 2006

発想法というもの

最近、TRIZという単語をよく目にする。今日も目にしたので、何かと思って調べたら、発想法の1つらしい。

発想法といえば、有名なのはブレーンストーミングとKJ法だと思う。私も多分に漏れず、それらに接してきたというか、それらに接する羽目になってきたのであるが、正直言って、それらの発想法の効果を実感できた試しがない。どうも、それらを使うことが賢いやり方だという共通認識が、無根拠に出来上がっている気がする。ついでに、「KJ法はいいよ」みたいに、使いこなしてる風に言うとカッコいい、ということがあるような気がする。

調べてみると、発想法というのは他にも色々あるようだ。
http://www.product.tuad.ac.jp/robin/Jpn/lecture/idea.htmより引用:

「ブレーンストーミング法、KJ法、マトリックス法、クロス法、7×7法、OCU法、図書分類、チェックリスト法、フローチャート法、因果分析法、特性要因 図、関連樹木法、デシジョンツリー法、PERT法、ブロック法、ストーリー法、 シナリオ法、ハイブリッジ法、ワークデザイン法、ZK法、自律訓練法、カウン セリング法、イメージコントロール法、TA法、ヨーガ、禅、等価変換理論、水平思考法、ゴードン法、Uターン思考法、欠点列挙法、希望点列挙法、属性列挙 法、非分割結合法、形態分析法、分割結合法、飛躍結合法、QC法、パラダイム 発想法、ST(感受性訓練)、チーム発想法、シネクティックス、入出法(イン プット、アウトプット法)、SET法(記号画展開思考)、NM法、ノミナルグ ループ手法、ブレインライティング(635法)、TRIZ、ピン・カード法、 アルファベットシステム、ワードダイヤモンド、焦点法、デルファイ法、バイオ ニクス、パート法、KT法(ケプナー・トリゴー法)、システムアナロジー、逆 設定法、モホロジカル分析、コンフロンテーション(対比技法)、擬物化法、デ ルファイ法、ポジショニング法、トリムシ法、LISA(ライフスタイルアナロ ジー)、座標図法、SAMM法、フィリップス66法…」

効果が理論的に説明できる必要が無く、効果が出なくても「使いこなしてないからだ」と言い逃れできるので、作り放題ということだということが窺い知れる。

2005年の日経BPのコラムによると、この中でよく知られており、よく使われている上位5つは、ブレーンストーミング、KJ法、KT法、TRIZ、NM法だということだ。TRIZは後発のため、今後順位を上げていくのだろう。

それぞれについて、特徴や手順の概要を説明してみる。
・ブレーンストーミング:あまり多くない人数で、批判禁止、突飛な意見歓迎で、ひたすらアイデアを出し続ける。出したアイデアが他者を刺激するという効果だけでアイデアを広げようという方法。
・KJ法:無秩序なデータを直感的に空間配置して整理し、データに隠された情報を見つけようとするもの。
・KT法:意思決定者のための、合理的な解を導く論理的な思考法で、プロセスとワークシートからなる。詳細不明。研修やセミナーで高い金を取るネタらしい。
・TRIZ:過去の特許から技術的な発明の法則をまとめたもので、問題を様々なプロセスにより変換し、解決パターンを当てはめて変換後の問題を解き、元の問題の解を得るという感じの方法。
・NM法:問題解決のための思考プロセスを定式化したもの。いくつかのパターンの類推を決まった手順で行う。実行者の類推力が勝負。

これが決定版、というのが無いことからも、さほど便利と呼べるものではないようだ。複数人で共通の思考プロセスを踏む目的で使うか、思考に苦しむ人が駆け込み寺として使うものではないだろうか。

そもそも、発想法というものは人が自然にやっている思考パターンの一部を規則化または法則化したものと考えられる。そういうパターンで思考する習慣が無ければ、参考になるものだとは思う。
しかし、あくまで人の思考パターンの一部であるから、人が自然に行う思考過程の方がずっと複雑なのだ。ずっと複雑なプロセスで思考できるということは、より優れた思考ができるということだ。ある問題に対して効率よく良い解を出す、汎用的な問題向けにパターン化できない複雑な思考プロセスが存在するからだ。思考プロセスを単純化した方が良い場合もあるだろうが、それが常に成り立つとは思えない。
それに、借り物の思考パターンより、慣れた自分なりの思考法の方が楽に実践できるということもあるだろう。
発想法というものに縛られるのでなく、発想法というものでも使わないと考える事ができなくなった時にヒントを求めて使えばいいものという気がする。
もし思考力自体の向上を目的として発想法を学ぶなら、ある発想法をマスターすることが賢いのではなく、発想法は思考プロセスのごく一部のパターンにしかなり得ないことを意識して、発想法を参考にして自身の思考プロセスを改善することを考えるのが、本来は望ましいという気がする。

●参考リンク
・TRIZ
大阪学院大学内のページ
産能大学内のページ
・その他
「発想法」について --- Ideationの文書(PDF)

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Posted at 14:59 in 雑記 | WriteBacks (1)
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特許用語集

特許用語集です。[link]

Posted by at 08/30/2006 09:14:43 PM

Aug 12, 2006

平和な民を襲った悲劇

米国テキサス州で、高速道路の事故で、尊いペンギンの命が4つ奪われたらしい。
何たる悲劇であろうか。

しかし、残りの21匹は、集まって溝でじっとしていたそうであるから、さすがである。おそらく、最も危険から遠ざかって、危険が去るまで小さくなって待とうとしたのであろう。他の歩行可能な動物なら、そのまま徘徊を始め、次々に車に轢かれたに違いない。平和を好むペンギンの勝利である。

車にはねられた3匹のペンギンは、21匹に危険を知らせることができたのだろうか。彼らの死がペンギン死に、いや犬死にでなかったら、せめてもの救いである。

ロイターの記事
日本語訳(Exciteニュース)

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Posted at 17:33 in 社会 | WriteBacks (0)
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Jul 12, 2006

MozillaへのJava plugin設定

先月の話だが、思い出したので記録しておく。

RedHat9 Linuxにjdk1.5をインストールした。MozillaにJavaプラグインを設定しようとして、
/usr/java/jdk1.5.0_07/README.html
からSunのサイトのマニュアルを辿っていって、
http://java.sun.com/j2se/1.5.0/manual_install_linux.html
にある通りに、
ln -s /usr/java/jdk1.5.0_07/jre/plubin/i386/ns7/libjavaplugin_oji.so /usr/lib/mozilla/plugins/
とやって、Mozillaを起動して、「ヘルプ」→「Plug-inについて」を開いたら、認識されていなかった。
Installed plug-insの画面に、Javaプラグインが表示されないのである。当然、/usr/java/jdk1.5.0_07/demo/applets.htmlから何かJavaアプレットを選択しても起動しない。

2時間くらい色々調べた結果、「RedHat9のgccは3.xだから、当然Mozillaもgcc 3.xでコンパイルされてるんだろう」という思い込みが問題の原因だったことが判明した。
ln -s /usr/java/jdk1.5.0_07/jre/plubin/i386/ns7-gcc29/libjavaplugin_oji.so /usr/lib/mozilla/plugins/
("ns7"を"ns7-gcc29"に変更)が正解だったようで、これによりMozillaがJavaプラグインを認識した。

結局この1行でプラグインのインストールは完了だったのに、つまらない思い込みで、えらい時間を潰してしまった。

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Posted at 12:28 in PC一般 | WriteBacks (0)
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Jun 24, 2006

将棋界に脳科学のメスが

日本将棋連盟が、プロ棋士の思考を脳科学的に解明することを目的とする組織、「Shogi Super-Brain研究会」を発足させるらしい。「将棋」じゃなく"Shogi"とした所に、世界的に協力を求める可能性がある、科学者への配慮を感じる。

結構将棋に時間を費やした割にはさほど強くなれなかった私としても、プロがどういう脳を持っていてどういう思考をしているのか、というのは非常に興味がある。私を含む常人には無い何かが絶対にあると思う。

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Posted at 11:52 in 将棋 | WriteBacks (2)
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そろばん脳の坂竜旅人です。 将棋とコンピュータの関係、やはり面白いですね。私は、基本的には数字や式が頭に浮かぶタイプです。数字の集まり、つまり集合を雲のようなカタマリで捉えている人もいます。 囲碁のプロの多くの人は、多分、棋譜を画像のように捉えているのではないでしょうか。 将棋のプロ、あるいはアマの高段者で、棋譜を画像のように捉えている人はいないのでしょうか。[link]

Posted by 坂竜旅人 at 06/25/2006 05:57:06 PM

コメントありがとうございます。 私はどちらかというと数字の集まりをカタマリで捉える方です。これまでに数式を多く扱ってきましたが、覚える時も適用を考える時も、数式そのものでなく、それが意味するものをイメージして覚えたり考えたりします。ただ、イメージで捉えることとイメージを動かす(イメージのまま計算する)ことは別で、私はイメージを動かすのは苦手です。 将棋のプロは、棋譜を読むと頭の中の将棋盤で盤面が再生できるそうですから、読み上げ算でそろばんが動くのと近いかもしれません。 対局中の読みを、盤面を画像のように捉えてするかどうかで言うと、囲碁でも将棋でも、アマの高段者なら必ずそうしていると思います。そうしないと、何手も先まではまず読めません。例えば、「『▲3五歩▽同歩▲4六銀』と『▲4六銀▽4五歩▲3三角成』とどっちがいいかな?」と考える人はまずいないはずで、盤面をイメージしてそれぞれの手順を頭の中で高速再生しながら、「この流れとこの流れとどっちがいいかな?」と考えると思います。 少なくともアマ3段の私はそうしています。この時点だと、人間はコンピューターに勝ってると思います。 ただこの方式だけだと、何手先まで高速再生できるかと、何手先までいい手を悪い手を区別できるかが問題になると思います。プロは私よりずっと先までいい手だけを選びながら高速に再生しているでしょうが、それだけなのか?というのは、1つの疑問ではあります。 いかに先を読むのが優れていても、本当に先を読んで探しているだけなのか?過去の対局や棋譜の記憶から似たものを高速に検索してたり、あり得る全ての手を並列計算で評価してふるいにかけていたりするのだろうか?ということは個人的には非常に興味があり、「Shogi Super-Brain研究会」がそれを解明してくれることを期待したい所です。

Posted by ynomura at 07/02/2006 09:12:59 PM

Jun 21, 2006

WindowsでGPG

本日、急にWindowsでPGPを扱う必要が生じ、PGPのソフトをインストールしたので、そのことについて記録する。PGPのソフトは、商用のものもフリーのものも複数あるが、ソフト名が単に"PGP"のものが多くて紛らわしい。

まず、以前に使ったことがあるPGPソフトを紹介する。
・SOURCENEXT/McAfeeの"PGP personal privacy"(有料)
機能が豊富でかつ直感的にわかりやすく、とても便利だった。
ファイルシステムごと暗号化する「PGPディスク」機能も、リムーバブルメディアには欠かせなかった。
このページにあるフリーソフト
動作がちょっと不安定だった。特に、Becky!のPGPプラグインと併用した時に、ダイアログが連発して困ったことになることが多かった。

今回は、手持ちのソフトが無く、至急だったので、フリーソフトで対応することにしたが、上記のフリーソフトは以前に失敗だったので、以下の2つのどちらかを使うことにした。
The International PGPのもの
GnuPG(GPG)
時代はGPGのような気がするし、ここはやはりGPGを試してみたい。Becky!やDatulaといったメールソフトのプラグインも存在し、メールの暗号化/復号も手軽なので、申し分ない。

●GPGのインストール手順
1. GPGのダウンロード
上記GnuPGのサイトからWindows用バイナリのダウンロードができるらしいが、私はうまくいかなかったので、ミラーサイトからダウンロードした。上記サイトの"Mirrors"をクリックすると、ミラーサイトがたくさん出てくが、日本のサイトならRingサーバーがお勧めだ。
今回は、gnupg-w32cli-1.4.3.exeをダウンロードした。

2. GPGのインストール
上記exeファイルを実行するとインストーラーが起動し、特に考えること無くインストールが完了する。
しかし、環境変数PATHが自動的には書き換わらないので、手動で設定する必要がある。WindowsXPの場合、コントロールパネルの「システム」を開き、「詳細」タブ→「環境変数」を選択し、環境変数PATHの値の最後に";C:\Program Files\GNU\GnuPG"を追加する。

以下、""で囲まれるコマンドは、コマンドプロンプトで実行することを仮定している。

●PGP keyの準備
・既にPGP keyがある場合
"gpg --import (鍵ファイル名)"として、GPGへの取り込みを行う。
例:"gpg --import key.asc"

・新規にPGP keyを作成する場合
"gpg --gen-key"を実行すると、色々質問され、その後keyができる。

・作成した鍵の公開鍵(public key)を配布する方法
"gpg --export (鍵) > ファイル名"で、公開鍵がファイルに保存できるので、そのファイルを配布する。
「(鍵)」の部分は、鍵に関連付けられたメールアドレスの一部で良い。
例:"gpg --export ynomura > ynomura.asc" → ynomura.ascを配る

・秘密鍵をファイルに保存する方法
"gpg --export-secret-keys (鍵) > ファイル名"とする。

●コマンドラインからの暗号化/復号
・暗号化
"gpg -e -r (公開鍵) (暗号化するファイル名)"を実行すると、暗号化されたファイルが別に作られる。(公開鍵)の部分は、公開鍵に関連付けられたメールアドレスの一部で良い。
例:"gpg -e -r ynomura file.doc" →file.doc.gpgができる

・復号
"gpg (暗号化されたファイル名)"を実行する。適切な秘密鍵を持っていれば、パスワードの入力を求められ、入力すると、復号されたファイルが別に作られる。
例:"gpg file.doc.gpg" →file.docができる

●メールソフト用プラグイン
・Becky!用プラグイン
このページからダウンロードできる。インストールは自動で、インストール後の設定は不要だった。

・Datula用プラグイン
このページからダウンロードできる。インストールは手動だが、ファイルを1つ名前を変えて移動するだけ。

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Posted at 15:32 in PC一般 | WriteBacks (0)
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Jun 12, 2006

NAT越えの方法

我が家の自宅HTTPサーバー公開で何度も苦労の種になっているNAT超えであるが、ナンセンスな静的NAT/NAPT変換だけではなく、もっとスマートな方法が色々考えられているようだ。

1. UPnP (Universal Plug&Play)
Microsoftを含むグループが提唱した方式で、LAN内の接続先機器がブロードキャストすることにより、UPnP対応ルーターが外部からのアクセスの適切な転送先を把握する方式。Windows XPはUPnPに対応しているらしい。UPnP対応ルーターが必要だが、既に多くのUPnP対応ルーターが出ており、現時点でのデファクトスタンダードか。

2. STUN (Simple Traversal of UDP through NATs)
IETFによる、RFC3489として公開されているプロトコルを使う方法で、LAN内の接続先機器からインターネット上のSTUNサーバーにUDPでアクセスして、インターネットから見た接続先のアドレスとポート(外側のアドレスとポート)を取得する方式。外側のアドレスとポートが接続毎に変わることがない、「完全Corn型」のNATでしか使えない。ポピュラーな方式であり、現時点ではよく使われているような気がする。

3. 拡張STUN
「Corn型」でなく「Symmetric型」のNATでも使えるとされるSTUN。実際に出回っているSymmetric NATは外側のアドレスとポートに規則性がある場合が多いらしく、その規則性を調べることにより外側のアドレスとポートを知るという、強引かつ奇妙な方式。

4. B2BUA(Back-To-Back User Agent)
やはりSymmetric NAT越えのために考えられている方式。B2BUAとはある種のSIPプロトコルの転送サーバーの一般名称であり、具体的にどういうB2BUAを用意してどうやるとNAT越えが実現するのかは調べ切れなかった。参考ページから推測すると、LAN内の接続先からインターネット上のB2BUAにSIP接続しておき、接続元からB2BUAにSIP接続することにより、接続先の、外側のアドレスとポートを知るということだろうか。

5. TURN (Traversal Using Relay NAT)
IETFによる方式で、インターネット上にTURNサーバーを設置し、LAN内の接続先からTURNサーバーにアクセスして接続を確保し、LAN内の接続先へのアクセス(データ送受信含む)は全てTURNサーバーを介するという方式。LAN内のサーバーから見ると接続元が同じなので、Symmetric NATでも使用可能だと思われる。NAT越えTCP接続も可能。但し、全ての通信がTURNサーバーを介するので、遅延が大きくなる。

6. ICE (Interactive Connectivity Establishment)
IETFによる方式で、STUN、TURNを含む多くのプロトコルを使う、SIPベースの複雑な方式。インターネット上のSIPサーバーを使用してNAT越しにセッションを確立し、LAN内のサーバーへの接続は確立したセッション上で行う。データ送受信はそのセッション上で行う。SIP的には美しいが、えらく複雑だ。

7. IPv6
NAT越えの話題には、NAT不要論というのが常に伴うらしい。確かに、そこまで面倒な話なら、IPv4+NATを諦めて、必要な所だけIPv6にすればいいという気がする。

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Posted at 23:28 in PC一般 | WriteBacks (0)
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Jun 06, 2006

BフレッツでWebサーバー公開

このWebサーバーは先月引越しをした。引越し前はADSLでこのサーバーを公開していたが、引越し後はBフレッツ(マンションタイプ)しか選択肢が無かったため、常時接続とサーバー公開の設定をやり直すことになった。
ついでに、IP電話を使うことにしたために、予想外に面倒なことになった。

予約で3週間待たされた、10分で終わるNTTの工事で、VDSL装置が設置された。その何日か前に、NTTからIP電話用の「VoIPアダプタ」が届いていた。

まず、VDSL装置の説明書に従って、PCを直接繋いでみた。
svr_expose1.PNG
簡単に繋がり、PCからインターネットにアクセスできた。ピンク色の部分がPPPoEでグローバルIPアドレスが割り当たっている部分だ。

次に、VoIPアダプタの接続の手引きに従って、接続してみた。
svr_expose2.PNG
説明書に従うとこうなるのだが、これだとPCが繋げない。手引きをくまなく読んでも、VoIPアダプタとPCとの両方を接続する方法がわからない。

分厚いマニュアルを読み始めて、VoIPアダプタに「ルータモード」なるモードがあることがわかった。VoIPアダプタの設定を「ルータモード」に変えて、次のように接続した。
svr_expose3.PNG
VoIPアダプタから線が3本出ているが、実際にはハブを介している。青色の部分がNATのプライベートアドレスが割り当たっている部分だ。

この構成で、その後も設定には苦労したが、PCもインターネットに繋がり、IP電話も使えるようになった。
あとはWebサーバー公開だ、と思ったら、大きくつまずいた。例によってNAT超えの問題だ。おさらいになるが、NATの先のプライベートIPアドレスが割り当たっている(以下、LAN内の、と表記する)PCからは設定無しでインターネットへ接続できる(接続先がグローバルIPアドレスのため)が、インターネットからLAN内のサーバーへは設定無しでは接続できない(接続先がプライベートIPアドレスのため)のである。
svr_expose4.PNG
これを解決するには、NATを行うルーターにて、グローバルIPアドレス(+ポート番号)からプライベートIPアドレス(+ポート番号)への変換を行うよう設定する必要がある。
ADSLルーターの時は、それを実現する静的NAPT変換の設定が簡単にできたが、今回のVoIPアダプタは、いくら探しても設定方法がわからない。
仕方なくNTTに電話すると、なかなか話が通じず、「LAN内のサーバーをインターネットに公開したい」と言ってるのに、「ポート開放」とか「アドレス・ポート変換」とかいう言葉で説明してると、「ああ、ネットワークゲームをなさりたいんですね?」と理解不能な反応をされて(後でネットワークゲームのためにNAT越えが必要なケースが増えていることを知った)、2回たらい回しされ、技術的な質問を受ける所に電話したら、40分待たされた挙句、「ポート開放したい」と言ったら即「そのVoIPアダプタにそんな高度な機能はありません。ルーターを使って頂くしかないですね」と一蹴された。「え、ポート開放できるVoIPアダプタとか無いんですか?」と聞くと、「そういうのもありますが…レンタル設備の変更が必要ですし、用意するのに1週間くらい必要になりますし…」と妙に歯切れの悪い回答をされた。しかし、何の説明も無く送り付けられて来たVoIPアダプタが不適切なものだったということが理解できたので、交換してくれ、と強くお願いしたら、「ちょっと調べて担当の者から折り返し電話します」と言われて切られた。その後、1時間しても電話が無いので電話したら、別の人が出て、「明日の午前中に回答します」と言われた。(実際は、翌日の午後に連絡が来た)

なんか期待できそうになかったので、Buffalo製の安くて売れてるルーター(静的NAPT変換設定可能)を購入した。
svr_expose5.PNG
ルーターのPPPoEの設定も静的NAPT設定も極めて簡単で、これによりWebサーバーの公開も成功した。
svr_expose6.PNG
しかし、この構成だと、Bフレッツの接続口の近くにVDSL装置、ルーター、VoIPアダプタ、電話機の4台が並ぶ上、それぞれがごついACアダプタを備えているため、4つのACアダプタが刺さるようテーブルタップを用意する必要があり、電気の配線がすごいことになった。ADSLルーターの時はまだACアダプタ2つで済んでたのに、邪魔で仕方がなかった。
昨日、強くお願いしたVoIPルーターが届いたので、ルーターとVoIPアダプタをそれに置き換えた。
svr_expose7.PNG
まだ謎の機器2つ(VDSLアダプタ、VoIPルーター)とACアダプタが3つもゴロゴロしており、とても鬱陶しいが、とりあえず宅内LAN環境が落ち着いた。

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はじめまして 今自分の環境と似ているためブログ除かせてもらいました。まさしく私もWEB公開で悩まされております。 自分の環境は”外”→VDSL→ONU→サーバ なのですが、やはりルータがないと80ポート開放できないんでしょうかね・・・・。 何か解決策なぞご存知でしたらご教示お願いします。

Posted by nahonaho at 11/16/2007 12:44:17 PM

こんにちは。 その環境だと、ルータの有無は関係ないと思います。 まずサーバにグローバルIPアドレスが与えられているかどうかを調べられてはいかがでしょうか。 もしローカルIPアドレスしか与えられていないなら、ルータがあろうが無かろうが無理だと思います。 もしグローバルIPアドレスが与えられているのにポート80が開放されてないようなら、まずはサーバマシンでファイアウォールやパケットフィルタやウィルス対策ソフトが動いていないかを確認したり、本当にサーバマシンまで届いているかどうかをtracerouteで調べたりすると良いと思います。

Posted by ynomura at 11/17/2007 12:08:46 AM

Apr 08, 2006

Lunascape3.0Liteは快適

私のPCのCPUはCeleron(Pentium2相当)の433MHzだ。最近のアプリケーションをインストールすると、まともな速度では動かない。
先月からブラウザとしてNetscape8.1を使ってきたが、洒落にならない遅さだ。起動に1分はかかるし、ボタンを押しても1秒くらい反応したのかどうかわからなかったりするし、どの操作も0.5秒以上のウェイトが入る。リンクを2つくらい同時に新しいタブで開くと、ブラウザが10秒くらい固まったりする。パスワードマネージャ等、色々便利な機能があるので使い続けていたが、昨日ブログを更新していると、その遅さに我慢できなくなってしまった。会社でなら「生産性が悪い」と言うやつだ。

それで、前に使っていたFireFoxの最新バージョンをインストールしたが、前からそうだったのだが、どうも私の手が覚えている操作とFireFoxのキーバインドの相性が悪く、面倒なことが発生するのだ。例えば、ブックマーク画面で、新しいタブでブックマークを開くつもりで、ブックマークを右クリックして"T"を押すと、ブックマークが削除されるのだ。すぐに気付けばブックマークの貼り付けで元に戻せるのだが、キーが入らなかったのかと思って同じ操作を繰り返すと、もう1つブックマークが削除されて、先に削除されたものが回復不能になるのだ。何でHTMLのリンクは"T"でタブで開くのにブックマークは"T"で開かないんだろう。UIのバグだと思う。以前にこれで痛い目に会って、FireFoxを使わないようにしていた。

という訳で、前から気になっていたLunascape3.0 Liteを試してみた。まだ使い始めだが、今の所トラブル無く、すこぶる軽快だ。リンクをばんばん開く時などは、IEよりも軽いかも知れない。
ロボフォームも、まだ使い方がきちんとわかっていないが、かなり便利だ。Netscape8.1のパスワードマネージャより操作少なく、パスワード認証ありのサイトにログインできる。
Lunascape3.0 Liteのお陰で、まだまだこのPCを不満なく使えそうだ。

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Posted at 23:38 in PC一般 | WriteBacks (0)
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環状4号の桜

十日市場駅の上を環状4号線が走っている。十日市場町から東名高速入口までの間の街路樹は、桜だ。桜の季節になると、見事な桜のラインが現れる。

●十日市場から東名町田インターへ(2006/4/1 16:00頃撮影)
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●東名から十日市場へ(2006/4/1 16:00頃撮影)
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●十日市場町内(2006/4/1 21:00頃撮影)
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見事な桜並木だ。
この時期、環状4号線はパレードのように華やかだ。
思わず何往復もしてしまいそうである。

昨年、初めてこの桜並木を目にした時は、実に圧倒された。
この街道沿いに住む人々は、桜の季節は得だな。

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Apr 07, 2006

VMWare PlayerでISOイメージのOSインストール

OS上で仮想マシンを実現するVMWareは、もはやご存知の方も多いと思う。これを使えば、Windows上でLinuxを動かしたり、Linux上でWindowsを動かしたりすることができる。そのVMWareの機能限定版、VMWare Playerが昨年無償で公開された。

VMWare Playerには、仮想マシンのイメージを新規作成したり、仮想マシンの構成を変更する機能が無く、VMWareで作成するか、仮想マシンのイメージ(色々なサイトで用意されている)をダウンロードする必要がある。

VMWare無しで、VMWare Playerだけで仮想マシンに好きなOSをインストールする方法は、既に色々なサイトで紹介されている。
(参考リンク)
http://yamashita.dyndns.org/blog/343
http://blog.livedoor.jp/hakin/archives/50168211.html
http://blog.yasaka.com/archives/2005/10/vmware_playervi.html

今回、VMWare Player(for Windows)以外に何もインストールせずに、CD-ROMドライブ無しで、ISOイメージのRedHat9.0をインストールすることに成功したので、報告する。

LinuxやFreeBSDなどは、インストールCDのISOイメージをFTPサイトからダウンロードすることができる。これらをVMWare Playerで仮想マシンにインストールするには、daemon toolsを使ったり、CD-ROMに焼いたりして、仮想マシンでインストーラーをCD起動する方法が主だ。

だが、daemon toolsをインストールしたくなかったり、CD-ROMドライブが無かったりすることもあるだろう。そんな場合に、仮想マシンの構成ファイルをテキストエディタで編集して、ISOイメージを仮想マシンのCD-ROMとする方法がある。(その方法は後の方を参照)
その時に問題になるのが、インストール中にCDの入れ替えがある場合だ。

RedHat9.0もCD3枚組なので、インストール中にCDの入れ替えが発生する。CDの入れ替えの画面になったら、仮想マシンをsuspendして、構成ファイルを編集してISOイメージファイル名を変更して、仮想マシンをresumeすると、なんとなくCDの入れ替えが成功した感じになるのだが、なぜか途中でそのCDにファイルが無いというエラーが出てしまう。てっきりダウンロードしたISOイメージがおかしいのかと思ったら、daemon toolsでmountするとそのエラーは出なかった。
色々試してみた所、CDの入れ替えの時に、構成ファイルを編集して一旦物理CD-ROMドライブを使う設定にし、物理ドライブにアクセスしてCDが見つからないというエラーを出した後、入れ替え先のISOイメージを設定すると、きちんとCDの入れ替えが行われることが判明した。

RedHat9.0以外ではまだ試していないが、おそらくどれでも同じだと思う。
この方法により、VMWare Playerと仮想マシンイメージとインストールCDのISOイメージさえあれば、好きなOSをインストールした仮想マシンを作成できると思われる。

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Apr 02, 2006

横浜C

私のバイク(中型)のナンバーは「横浜C す **-**」だ。3年前に、「横浜」から「横浜C」に変わってしまったらしい。個人的にいまいちだし、世間的にも不評らしい。
つい最近まで、「横浜A」「横浜B」もあるものだと思っていたが、道を走ってると「横浜」か「横浜C」しか目にしない。じゃこの「C」は何なんだろう、と思って調べてみると、きちんとした資料は探せなかったが、この位置に使われ得るアルファベットは「C」「L」「V」の3文字らしい。
参考(PDF) http://www.rikuriku.or.jp/download/pdf/7_7.pdf
「横浜C」のようにこの位置にアルファベットが付くのは、他にも「足立C」「練馬C」があるらしい。
しかし、なぜ「C」「L」「V」なのだろう。視力検査のランドルフ環のように、視認しやすいからだろうか?カメラ画像の処理に適しているからだろうか?

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>なぜ「あ」~「こ」が無いのだろう。 2種

Posted by at 10/29/2007 08:40:11 PM

Feb 26, 2006

くるみを割る方法

先日、勢い余って、殻付きのくるみを買ってしまった。
昔、殻付きのくるみを買った時に、付属のハート型の金属片を使って割ったことがある。今回買う時に、そういう金属片は無いか、と尋ねたが、みんなハンマーで割ってるよ、とのことだった。
くるみを割るために、金属片が入っている新たなくるみを買うのは癪に障る。そこで、なんとか他の方法で割れないかと色々試してみた。

・Trial 1
金属片の代わりに、マイナスドライバーで開けようとしたが、溝に差し込むことができなかった。
・Trial 2
小型のハンマーを買って、割ろうとしたが、割れなかった。ちょっと凹む程度だ。大きなハンマーで無いと無理っぽい。
・Trial 3
100円均一ショップで万力(クランプ)を買って、潰そうとしたが、ある所から先は回し棒が固くて進めなかった。
・Trial 4
Webで調べて、180度のオーブンで5分暖めて、くるみのお尻の方からこじ開ければいい、という情報を得て試したが、こじ開け方がわからなかった。
・Trial 5
同じくWebから、くるみを水にぬらして炒ると割れ目が開く、という情報を得て試した所、見事に割れ目が開き、はさみを差し込んで力を加えると、3個中1個がきれいに半分に割れた。残りの2個は、割る作業中に冷めて割れ目が閉じ、穴が空いた位しか割れなかった。

それにしても、くるみの殻はなんて固いんだ。ウォールナット(壁の木の実)とはよく言ったもんだ。

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Posted at 16:30 in 雑記 | WriteBacks (0)
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Feb 11, 2006

敬天愛人

理路整然と意見を言う人と、主張するために意見を言う人が居る。
意見は主張するものだ、と思う人は、後者の方が格好いいと思うだろうし、もしかすると本人がそういう人なのではないだろうか。しかも、多少屁理屈気味でも主張する内容が正しければいいのだ、と思っているのではないだろうか。ちょっとでも主張にマイナスになることには全く触れず、一方的な観点からしか話さなくても、それでいいと思ってるのではないか。
私は大っ嫌いだ。

私は直感的なアピールが無くても、インパクトが弱くても、理屈の通った意見が好きだ。というか、基本的にそれ以外は参考情報として読み聞きしておくだけで、意見として受け付けない。
意見を聞いて、すぐには理解できず、その結論を疑問に思う。本当だろうか、と、よく考える。色々考えた後、頭の中を整理して、もう1度その意見を思い起こす。その時に「なるほど!」と思う意見を、私は最も信じる。
一瞬で「なるほど!」と思わせる意見は怪しい。瞬間的に人をだますために(重要な情報を省いた)単純な話、印象的なキャッチフレーズを使っている可能性があるからだ。どこかの首相が常用するあれもそうだ。

イラクのサダム・フセイン元大統領について、今まで知らなかった色々なことを知った。日本ではほとんど知られていないことだ。
私が昔、フセインを悪者だと思っていたことを心底後悔した。アメリカが発する印象的なシンプルフレーズに乗せられていた。
この人は、敬天愛人の人、稀に見る平和主義者ではないか。
どう見ても、太平洋戦争前の日本より、アメリカの侮辱と挑発に耐えたのではないか。

遠くから善人を見極めるのは、非常に難しい。善人は自らを善人だと言わないからだ。誰かが「あいつは悪い奴だぞ」と言えば、それしか聞こえない。さらに、誰かが「あいつはいい奴だぞ」と言った人がイメージ作りに入れば、その善人がどこまでの善人かがわからなくなる。偽善的な笑顔を絶やさず、無難な綺麗事しか言わない人間が善人に見えてしまう。

鑑識眼と判別方法が必要だ。
私には人を見る目が無いので、私が信頼するのは他人の理路整然とした理屈だけだ。
そう決めて10年、今の所、裏切られたことは無い。その方式で良いと判断できた少数意見は大体、後に市民権を得ている。

なぜ理路整然とした意見に誤りが少ないのか。多面的に説明してなお、つき通せる嘘というのは稀だからだ。最低1つの別の角度から考えて矛盾が無いことを確認するだけでも、相当の数の嘘を、見破れないまでも信じなくて済む。

フセイン元大統領は、日本人に見直されてしかるべきだと思う。
どこかの「歴史は作るもの」という国とは違って、日本は真実が失われない国だ。この50年徐々に失われつつあるが、一本筋の通った誠実さが脈々と受け継がれている国だ。いずれ、現在はごく少数しか指摘していない矛盾が、全て覆されると信じたい。

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Posted at 01:16 in 社会 | WriteBacks (0)
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Jan 30, 2006

(Linux)VMWare+RedHat9.0でvmware.logが溢れる

VMWare 3.xでRedHat9.0を使うと、何らかの条件が揃った時に、VMWareが大量のログを吐いてしまうらしい。

私のPCでもカーネル再構築に伴ってそれが発生し、以下のようなログが、1分間に1000行のペースで吐かれるようになった。
------------------------------------------------
Jan 30 16:28:00: VMX|F(120):745 himem 0023:420d09fc
Jan 30 16:28:00: VMX|F(122):1189 eip=ffffe002
Jan 30 16:28:00: VMX|F(122):1189 eip=ffffe002
Jan 30 16:28:00: VMX|F(122):1189 eip=ffffe002
Jan 30 16:28:00: VMX|F(122):1189 eip=ffffe002
Jan 30 16:28:00: VMX|F(120):745 himem 0023:420d17c5
Jan 30 16:28:00: VMX|F(122):1189 eip=ffffe002
Jan 30 16:28:00: VMX|F(120):745 himem 0023:420ac7d9
Jan 30 16:28:00: VMX|F(120):745 himem 0023:420ac819
Jan 30 16:28:00: VMX|F(120):745 himem 0023:420d1733
------------------------------------------------
その結果、半日するとログが800Mを超えてしまった。(HDD溢れでログが止まっていた)

下記の参考ページ2によると、RedHat9.0の2.4.20カーネルに追加されている、2.5.xの機能を取り込む実験的なパッチ(native threading関係?)が悪さをしているらしい。

対処方法は、以下のどれかだそうだ。
(1) RedHat 9.0を使わない(実質これが推奨らしい)
(2) VMWareのログを無効にする
 方法:ゲストOSの構成ファイルに logging = "FALSE" という行を追加する
(3) nosysinfoオプションを付けてカーネルを起動する
 方法:grubを使ってる場合は、grub.confのkernel行の最後にnosysinfoを書き加える
 例:kernel /boot/vmlinuz-2.4.20-8.2.skas ro root=LABEL=/ nosysinfo

(3)を試した所、とりあえず大量のログは出なくなり、パフォーマンスが改善した。
VMWareがサポートしない何かをしてる可能性があるというのが気にはなるが…

参考Webページ)
1. http://software.groupbrowser.com/vmwarelog_file_gets_enormous-t60825.html
2. http://software.groupbrowser.com/Re_Log_file-t60890.html
3. http://www.vmware.com/community/thread.jspa?threadID=2045&tstart=165

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Jan 24, 2006

(Linux)SRPMパッケージの扱い方

RedHat系のLinuxを構築した人なら誰でも、RPMパッケージをインストールしたことはあり、インストールする方法は知っていると思う。
しかし、SRPMパッケージを扱える人は、意外に少ないのではないだろうか。

・SRPM aaa.src.rpmから全自動でRPMを作る方法
rpm --rebuild aaa.src.rpm
(オプションが無いというエラーが出る場合は、rpmbuild --rebuild aaa.src.rpm)
→ソース展開、コンパイルがなされ、RedHatの場合は/usr/src/redhat/RPMS/にRPMができる。

・SRPMをインストールする(ソース、specファイルを展開する)方法
rpm -ivh aaa.src.rpm
→RedHatの場合は、/usr/src/redhat/SOURCES以下にソースが、/usr/src/redhat/SPECS以下にspecファイルが展開される。

・インストールしたSRPMをコンパイルする方法
1. 必要があれば、/usr/src/redhat/SOURCES以下のソースを編集する
2. cd /usr/src/redhat/SPECS
3. 必要があれば、specファイル(aaa.spec)を適宜編集する
4. rpmbuild -ba aaa.spec
→RedHatの場合は、/usr/src/redhat/RPMS/にRPMができる。

・できたRPMをインストールする方法(普通のRPMのインストールと同じ)
rpm -ivh /usr/src/redhat/RPMS/aaa.rpm (名前はaaa.rpmとは限らない)

私も、半年前まではSRPMの使い方を知らなくて、インストールしたいソフトがRPMでなくSRPMでしか提供されてない場合は、諦めてtar.gz形式のソースを拾ってきて自力でコンパイルしていた。
しかし、半年前のある時、どうしてもSRPMをインストールしないといけないことが発生して、Webで検索したら、とても簡単であることが判明した。こんな簡単なことも調べずに、それまでにたくさんのSRPMを目にして、使い方がわからないからスルーしたことを、とても後悔した。

(参考)SRPMからプログラムをインストールするには

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Posted at 22:05 in UNIX | WriteBacks (1)
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僕も

僕もはまりました。 自宅サーバーで色々と実験しているうちに、頭がこんがらがってき[link]

Posted by at 02/04/2006 11:19:05 PM

Jan 23, 2006

Linuxがshutdownしない

ごく稀に、Linuxでshutdown -h nowコマンドを実行してもshutdownしないことがある。
前に色々やったらshutdownしてくれたことがあったが、今日は何をしても全く効かない。
Ctrl+Alt+Delキー、haltコマンド、rebootコマンド、"init 6"コマンドも効かない。
/dev/initctlの中身をinitプロセスが読んでないことを突き止めたが、telinit Qやtelinit Uや"kill -USR1 1"を実行しても、駄目だった。
何だこれは~

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Posted at 12:36 in UNIX | WriteBacks (1)
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シグナルトラップ

いやー、UNIXも系列によって、微妙に違いがあるんですね。 シグナルにそんな方言[link]

Posted by at 02/08/2006 07:29:41 AM

Jan 20, 2006

マネーゲーム

私は経済に関してど素人だ。株式市場というものが、素人も参加できる形で、なぜ今のように経済の中枢として巨大に存在できるのか、全くといっていいほど理解できない。その存在には、何の利益があるんだろう。これは、素人が日本経済を破壊し得る危険なシステムなのではないのか。証券市場に至っては、なぜそんなものが存在するのかすらわからない。

しかし、株式に関して、1つ理解している自信があることがある。株式市場は何も生産していないということだ。

では、株式で儲ける人は、なぜ儲けることが許されているのだろうか?
他人から金を奪ってるだけではないのか?

よくわからないが、おそらくこういうことだろう。
ある仕事を始めたい人が、元手が無くて始められないとする。そこで、誰かに出世払いでお金を借りる。そのお金を使って仕事を始めて、儲けたらお金を返す。儲けなかったら返さない。
これを大規模に同時に行っているのが、株式市場ではなかろうか。

ある人が投資を求めていれば、その人に投資をすることは、とてもいいことだ。その人の仕事を援助すること、ひいては、その人が行う生産に協力するということだ。その人の役に立つし、産業の役に立つのだから、その場合、投資したお金が還元されるのは正当な謝礼だと言える。
ある会社から、その会社の株を買うことにより、その会社に資金が入り、その会社が儲け、配当金をもらう。ここまでは理解できる。

私が理解できないのは、株の売買だ。
Aさんがある会社から株を買ったとする。そこで会社に投資された資金が入る。その株をBさんがAさんから買ったとする。会社の資金は変わらない。会社はAさんが投資した資金を元手に儲け、Bさんに配当金を渡す。
この場合、Bさんは誰かの役に立ったのか?

百歩譲ると、AさんとBさんが協力して投資した、とも思える。しかし、さらに理解できないのが、売り抜けだ。CさんがBさんから株を買い、短時間に株価が上がったら、Dさんに株を売る。Cさんは短時間で利益を得る。
Cさんは何の役に立ったのか???
Cさんがそのお金をもらうことを、神や仏は許すのか?
株式市場という名のお金が狂気のごとく飛び交う場所で、要領よくお金を横取りしただけではないのか?

そして、株式市場に参加するほとんどの人が、A/BさんでなくCさんとなることを狙っているのではないのか。

と思うから、私は株とか証券とかに興味が無い。
株式というものが、Cさんのような者の存在を許さないシステムになったら、経済の勉強しようと思っている。

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Posted at 00:40 in 社会 | WriteBacks (0)
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Jan 14, 2006

No Cross No Crown

ある雑誌を読んでいて、墓碑に"No Cross No Crown"と書いてあった、というのを読んだ。("Cross"と"Crown"は絵で描かれている)
どういう意味だと思うか?「十字架も王冠も要らない」だと思わないだろうか。
アメリカ人でさえ、「キリスト教も王政もまっぴらだ」と解釈したらしい。

ネタはウィリアム・ペンという人が書いた"No Cross, No Crown"という本だったらしい。
本当の意味は上記の逆で、「十字架を避けては王冠は得られない」だそうだ。
とてもややこしい。
同様の用法による言葉は色々存在するらしい。
"No Pain, No Gain."(「虎穴に入らずんば虎児を得ず」)
"No guts, No glory."(東京シティ競馬)
"No music, No life."(タワーレコード渋谷)

さらに探し回ってみた。
"No challenge, No success."(安芸市役所)
"No justice, No peace."(ある日本語のWebページ)
"No pain, no palm; no thorns, no throne; no gall, no glory; no cross, no crown. "(William Penn)
"No sacrifice no victory"(あるWebページ)
"No love no God"(あるWebページ)
"No suffering, no inheritance."(あるWebページ)

色々調べてみた結果、なんとなく"No pain, no gain."以外は一般的でない造語だと思うが、どうか。

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Posted at 23:04 in 雑記 | WriteBacks (0)
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Jan 12, 2006

脳化社会への警告

1/9のNews23の「筑紫録」というコーナーに養老孟司さんが出ていて、興味深い話をしていたので、思ったことを書き留めておく。

養老孟司さんといえば「バカの壁」だろう。私にとっても愛読書の1つだ。人間の脳は、キャパシティにも理解力にも個人差はあるが、誰の脳にも限界はあるのだ。何もかもを覚えられる人間は居ないのは当然だが、何もかもを理解できる人間も滅多に居ないのだ。特定の分野に限っても、一個人が理解し尽くせる確率は極めて低いということだ。このことを意識することは、ある種の人間にとっては非常に重要なことだと考えている。情報を覚え切れなければその所在を知っておけばいい、理解し切れなければ理解できる人と繋がりを持てばいい。大抵の場合はその通りだろう。しかし、ある種の人間にはそうでない場合があると思う。そんな時のための「バカの壁」である。

養老さんは、自然と接しながら感覚で感じ取る社会ではなく、頭の中で考え作られた社会で人々が生きる社会を「脳化社会」と呼ぶ。

今の日本人は、大抵3代遡れば農民である。自然と深く接した人種である。農作物を育てるのも子を育てるのも同じで、自然において身に付けていたことである。その日本人が急速に「脳化社会」で生きるように変わっている。変化が激しすぎて、うまく対応できる訳が無い。例えば明治維新で社会がガラッと変わったが対応できたなどと比較しても、社会の変わり方が異なる。今起こっている変化は、人間が別の人間の環境に置かれる変化ではなく、人間が人間のでない環境に置かれる変化である。

今は子供がランドセルに発信機を付けられ、その行動がコンピューターで監視されているという。子供の安全のため、とか「脳化社会」の論理でいくら理屈をつけても、養老さんの言うようにそれは人間の手抜きである。コンピューターを使った方が安全、などと、いくら理屈をつけても、それは変わらない。普段実際に危険に遭遇しない子供は、そんな監視を自然な感覚でありがたいと思うだろうか。子供が「脳化社会」の論理を理解して染まって初めてありがたいと思うのではないだろうか。これで、自然に育まれた従来の人間とは異なる、「脳化社会」が作る人間ができあがるのである。この人間は、自然で育った従来の日本人とは違う人間なのだ。凶悪犯罪を犯す子供、キレる子供、ニートなど、これまであまり日本人に無かった人間が出現しても、全く不思議ではないのだ。「脳化社会」はどんな人間を作り出すのか、未知なのだ。今の子供が、その貴重なサンプルとなっているのだ。

養老さんは、人を見る目の喪失が、人の個性を失わせているという。例えば、教師が、生徒1人1人の特徴を識別できなくなっている。それにより生徒は、自分に個性が無いと感じる。
今の日本の若者がよくする「自分探し」も「脳化社会」が作ったものと言えるかも知れない。自然の中で生きた日本人は、自然や社会に適応しようとし、行き着いた居場所の違いこそが個性だった。「~村の誰々」「~会社の誰々」といった呼称がなぜ今よりも個性を表し得たのか、理屈で説明できる人は稀だろう。だから、「脳化社会」の現代では、社会に適応しようとしてどこかに行き着いた自分に個性があると思えない。「自分」の喪失、個性の埋没と考えてしまうのではなかろうか。

養老さんが教壇で「お前らの目に映ってる俺の姿は、1人1人違うだろう。」と言うと、「先生、それは些細な違いです」「それは屁理屈です」などと回答が返って来るという。養老さんは「じゃその些細な違いのどこからお前らの違いが出るんだ」と言う。そう、人は似た環境で生きても、環境ほど似た人間にならない。日本で育てばみな日本語を喋るが、みなが同じ語彙を知っている訳ではない。些細な違いの積み重ねが、違う人間を作る。それは個性ではないのか。

「脳化社会」、今の日本をうまく説明する言葉だと思った。
大体、人間が頭の中で作った社会が人間にとって最善の社会であるはずが無い。人間の頭は、よく言われるほど複雑なことを考えるようにはできていない。何事も単純化して考える傾向がある。だから、個人主義、拝金主義なんてのがすぐに蔓延する。頭の中で考えても、例えばなぜ他人を思いやらないといけないのか、なぜ人を殺してはいけないのか、なぜ生命は尊いのか、なぜ生きないといけないのか等が、自然に身に付く以上に理解できることは稀であろう。それと同じで、頭の中で考えれば、個人主義も拝金主義もとても単純で合理的なので受け入れ易いし、受け入れれば複雑なことは考えたくなくなる、思考の着地点となり易い。人間の脳は、ある程度納得すれば疑わない、局所解に陥りやすい性質があるのである。そんな脳で考えることなど知れてると思った方が賢明だろう。

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Jan 07, 2006

奇妙な論理

2005年大晦日に放送された「ビートたけしの恐怖の大予言SP」を観て思ったことを書き留めておく。
毎年大晦日に放送されるこの番組においては、超常現象肯定派と否定派が議論を交わすが、どちらかが降参することは無い。なぜなら、否定派の大槻教授を始めとするまともな科学者は全て科学的に完全に反論することができるし、肯定派は今の科学が完璧でないとして耳を貸さないからである。

視聴者の大半は、否定派の方が正しいことを言っており、肯定派は狂っていると判断すると思う。ここ数年は、司会者のビートたけしも否定派寄りの科学的な発言をしているので、視聴者が肯定派の疑似科学(非科学、科学の振りをした嘘っぱち)に騙されることも無いと信じたい。

今回の放送を見ていて、疑似科学の支持者の典型的な発言がまたあったので、サンプルとして、ここに記録しておく。「国際未知能力研究会代表」の秋山氏の発言である。

秋山氏「一言言わせてもらうけど、炭素14(年代測定法)に問題を投げかけている考古学者もたくさん居るんですよ。(嘲笑しながら)それは、この人達の言ってることがね、学者の代表意見だと思われることは全くおかしいということ。」
大槻教授「その炭素14に学会でケチを付けているというか、疑問に思ってる人は誰?」
秋山氏「その炭素14のサンプルを一体どこからどのように」
大槻教授「だから誰なの、言ってるのは、学会で」
秋山氏「だから、たくさん居ます!」
大槻教授「どこの大学の誰?」
吉村作治氏「・・・を言いなさい」
秋山氏「あなた方に言う必要はないですよ!あなた方は原理主義者なんですから!否定することを前提の元で話を・・・」
大槻教授「だからその学者は誰だと言ってる。これに答えなさいよ!」
秋山氏「だから調べてごらんなさいよと言ってる」
大槻教授「だから知らないから今ここで言って、って言ってるんだよ。俺知らないから、学会で。」
吉村氏「反論した人がそれを示さないといけないですよ」
秋山氏「またその人達も圧力かけられるでしょ?」
大槻教授「かけないよ!かけないから言って」
秋山氏「いいですか、今までの科学的論説っていうのはですね、時の権威者が・・・」
大槻教授「(立ち上がって手帳にペンをスタンバイさせて)いや、だから誰なの!?言ってよ!」
秋山氏「だから科学者は誰がお金出してるんですか。」
吉村氏「ごまかすな!」
大槻教授「ごまかすなよ~。だから炭素14に疑問を投げてる人は誰なの?」
秋山氏「だから調べてごらんなさいって。科学者でしょ?僕は科学者じゃない」
大槻教授「いないよ!」
吉村氏「科学者じゃないのに科学に口を出すな!」
秋山氏「それが科学者の役割だと言ってるんだ」
吉村氏「バカ。口出すな」
秋山氏「ウルトラバカ!口出すなお前こそ!ふざけるな!帰れ!」

愚かもここに極まれり、である。
無知は犯罪だと言われることがあるが、それは場合によりである。科学の世界で犯罪なのは、無知を認めないことだ。
賢明な皆様は何が愚かかわかると思う。
(1)「~と言ってる人はたくさんいる」「誰?」「あなたが調べなさい(知らないあなたが悪い)」
 こんな論法が許されるならその場は嘘でも何でも言えてしまう。もし本当に調べられて居なかったと言われても、調べ方が悪いなどとゴネるのだろう。
(2)立証責任というものを理解していない。証拠が説明できないなら発言してはいけない。証拠を言う必要が無ければ、何でも言えてしまう。
(3)「あなた方は否定することを前提に」聞いてるから答えない、という態度。答えるだけ損だということを理由に答えない。これもそんなことが許されるなら何でも言えてしまう。実際、秋山氏の場合、確実に知らないと思われる(後述)が知らないと言わず、こんなのをもろに都合よく言い訳として使っている。
(4)ある一線以上は踏み込まず、根本的な議論は避けて、間違いを認める必要が無くしていること。
(5)炭素14を使った年代測定法は科学的に理論づけられており、理系だと高校で習う常識中の常識だ。しかも、複数の学問を支えている極めて重要な基礎技術だ。そんなものに(まともな理論で)問題を投げかける学者が現れたら、科学界を驚かせるビッグニュースになるから、理系の学者を含む識者数人が誰も知らないはずが無い。

全く話にならない愚かさであるが、困ったことにこんな発言で騙されてしまう人が世の中には少なからず存在するのだ。学者という権威に敢然と立ち向かってかっこいい、学者は説明できなかった、著名人が実名をさらして発言しているのだから嘘を言うはずが無い、などと思う人がいるのだ。

今回の秋山氏の発言は嘘だと見破るのは簡単だが、疑似科学(トンデモ、「と」などとも言う)を見破るのは、しばしば簡単ではない。同じ分野の学者でも、反証するのに大変苦労したりする。
何せ、最悪の決まり文句は「今の科学で理解できないからあり得ないというのは誤り、結論を急いではいけない」である。同番組に出演した大家、グラハム・ハンコックも、ほぼ同じ意味で「結論を急いではいけない」と発言した。ランダムな理論に既知の理論だけで対抗するのは容易ではない。実験的に得られた物理法則は、100%正しいことが証明された訳ではないことを理由に反論に使えないとする。ニュートン力学がアインシュタインによって完璧でないことが示されたこと、多くの識者の反論に動じなかったガリレオ・ガリレイが正しかったことが後世に示されたことなどを引き合いに出してくると、手がつけられない。いい加減なことも言い放題だ。

しかし、専門家でない我々一般人にとっては、疑似科学に騙されないコツがあるのだ。専門家は疑似科学を反証することが避けて通れないが、我々一般人は、以下のことに注意すればいい。
・使われる論法が何でも言えてしまう論法かどうかを考える
・その説がもし誤りなら科学的に誤りであることを示せるかどうか(反証可能かどうか)を考える

2点目は知らない人にはちょっとややこしいが、知っていると騙されないための強力な武器になる。
興味のある方は、「悪魔の証明」「オッカムの剃刀」「反証可能性」などのキーワードで調べて頂きたい。いずれも対「と」の強力な武器となる、とてもシンプルな概念だ。機会があれば、このweblogでもまた取り上げる。

参考文献:「奇妙な論理」マーティン・ガードナー著

なお、超常現象を肯定する研究家、評論家の全てが疑似科学の支持者ではないことを念の為申し上げておく。超常現象を科学的に研究している人も存在する。

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Jan 04, 2006

十日市場町関連ページ

Weblog名に「十日市場」を冠しているのに、十日市場関連のエントリーが全然公開できていない。
ぼちぼち作っているのだが、なにぶんまだ筆者がここに住んで日が浅いので、地域の情報がよくわかっておらず、公開に至っていない。

とりあえず、十日市場関連のWebページを探してみたので、ここに記録しておく。
意外に少ないようだ。

「わが街」の十日市場駅ページ
十日市場ネット情報局

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