98年1月の様子 

 パナマでの最後の年もあと3カ月となりました。

昨年1年を振り返ってみると、仕事も生活もやっと自分のやりたいことがやれるようになった年というところでしょうか。

 

 真也   6年担任で心も体もボロボロ状態。最後の定期報告書を文部省に提出し、いよいよ帰る気持ちになってきました。9月から日本人会のゴルフコンペに参加し始め、企業関係の友人が増えました。日本人会忘年会でデジタルカメラを大当たりしたことが1番うれしい出来事でした。20年振りにメガネをはずしました。

 

 富美子

 

 

 心理   学校では『優しい男の子』と言われ、しっかり者の女の子に仕切られているらしい。

 漢字テストで親を絶望感に打ちひしがらせ、それでもお米を研いだりあてなの世話をしたりと、重宝がられている。

 

 侑理   学校では妙に硬派を気取っているらしい。運動神経の鈍さで親をがっかりさせているが、力持ちとの自覚があり、お母さんの荷物は必ず持ってくれる。音楽が大好き。将来は音楽の先生になりたいらしい。

 

 あてな  幼稚園では先生の質問に口を一文字にして答えようとせず、家に帰ると寝るまでしゃべりまくっている。時々お兄ちゃんの仲間に入れてもらえず大声で泣いている。

 電話に出るのが大好きで、『なーに?あてちゃん3歳なの。』と勝手におしゃべりを始める。

 

  パナマの生活に慣れたので日本に帰るのが怖く感じます。治安は悪く長く住むところ ではありませんが、もう1年ぐらいいたいなというのが正直な感想です。