2016年 総括 今年のミカン作りを振り返って



2016年 総括


2016年(平成28年)は7月下旬から8月末まで雨が全く降らない異常な年となりました。
9月に入ると一転、曇りや雨の日が多く異常な気象を経験するという大変な年となりました。

今までの人生を振り返ってもこのような年を経験したことがありません。

しかし日本の過去の気象の記録を見ると時にこのような年があり、そのような年は大飢饉が襲っているようです。

たとえば室町時代の応永年間(1420年頃)にも同じような気象があり、大変な飢饉に襲われたことが記録に残されています。

今日ありがたいことに科学が発達し、干ばつに対しても対策が進んでいます。
それにしても異常な年でした。 

温暖化が進めばさらに異常なことが起きてくる可能性があります。
今農産物は豊富だと考え、収穫できるのは当たり前のように思っている方がおられ、感謝の念がかけてきているように思えます。

賞味期限が切れればすぐに処分してしまい莫大な食料が無駄になっています。
そのような風潮は嘆かわしいと思っていますが皆さんはどのように思っておられるのでしょうか。

今年はそのような面で非常に厳しい年でしたが、無事に乗り越えることができました。

糖度の乗りも良く、酸も低めですので美味しいミカンが出来上がっております。
いよいよ本番で非常に忙しい毎日となっております。