組み込みオブジェクト・クラス


 ViViScript であらかじめ用意されているオブジェクト・クラスです。
 以下にそれらを示しますが、英字のものは組み込みオブジェクトで宣言などを行う必要はなく、直接使用できます。

    console.writeln("hello, world");       //   console オブジェクトはそのまま使用できる

 日本語によるものはクラスを表し、クラスのインスタンス(オブジェクト) を生成する関数またはメソッドを使用します。
    var doc = openDocument("foo.txt");      //  ドキュメントクラスのインスタンス
                                            //      (オブジェクト)を生成する

■ console

 アウトプットビューに対応するオブジェクトです。DOS窓の様にスクリプトの出力を表示したり、 文字列入力を行うことが出来ます。
 ただし、アウトプットビューは一定文字数で折り返し表示を行わないので、 プログラムで折り返し処理を行って下さい。

メソッド:

■ statusBar

 ステータスバーに対応するオブジェクトです。 1行メッセージの表示などが可能です。

メソッド:

■ thisDocument

 ドキュメントにアタッチされたスクリプトを実行すると生成されるドキュメントクラスのインスタンスです。 カレントドキュメントを表します。

Instance of

 ドキュメント

■ thisView

 ドキュメントにアタッチされたスクリプトを実行すると生成されるビュークラスのインスタンスです。 カレントビューを表します。

Instance of

 ビュー

■ __argv

 スクリプトを実行したときのファイルパス、引数が格納されている文字列配列です。

        :run test.vvs a bb ccc

とした場合、__argv の内容は以下のようになります。

        __argv[0]    "c:\viviscr\test.vvs"
        __argv[1]    "a"
        __argv[2]    "bb"
        __argv[3]    "ccc"

 引数の数は __argv.getCount() で取得します。


■ 基底クラス

 基底クラスのメソッドはすべてのインスタンスから呼び出すことができます。

メソッド:

■ 文字列

 文字列クラスのオブジェクト(要するに普通の文字列)は以下のメソッドを利用できます。

メソッド:

■ ドキュメント

 ドキュメントに対応するクラスです。 openDocument( pathNameString ) でドキュメントオブジェクトを作成できます。

メソッド:

■ ビュー

 ビューに対応するクラスです。

メソッド:

■ アウトラインビュー

 アウトラインビューに対応するクラスです。

メソッド:

■ 日付・時刻

 日付・時刻を表すクラスです。関数 currentTime() で現在時刻を表す日付・時刻オブジェクトを生成できます。

メソッド: