レイアウト処理


■ レイアウトモード

 ViViでは画面上の表示とは関係なく、改行コードで区切られる文字列の範囲を 「論理行」 と呼んでいます。非レイアウトモード(レイアウトモードでない状態)では論理行が画面上で1行 として表示されます。
 レイアウトモードではタイプ別プロパティで設定される1行の文字数で 行が折り返されて表示されます。このとき、禁則処理の設定がされていれば、禁則処理を行います。 また、行頭記号がある場合は、行頭記号の次の文字列位置から文字が配置されます。"・" 等を 使って項目を列挙するときに便利です。

    非レイアウトモード:

        ・ 3週間ほど、まったくテレビを見ない生活をしました。テレビの受像機が無いわけではないのですが、FF専用32インチCRTと化していたのと、アンテナをつなぐには同軸ケーブルが必要で、それをセットアップするにはニッパが必要だが、工具箱がどこにあるのか解らないという状態だったからです。

    レイアウトモード(1行半角80文字の場合):

        ・ 3週間ほど、まったくテレビを見ない生活をしました。テレビの受像機が無いわけで
           はないのですが、FF専用32インチCRTと化していたのと、アンテナをつなぐに
           は同軸ケーブルが必要で、それをセットアップするにはニッパが必要だが、工具箱が
           どこにあるのか解らないという状態だったからです。

 レイアウトモードのON・OFFはメニューの 「表示」-「レイアウトモード」 またはタイプ別プロパティの "レイアウト" タブの『レイアウト(折り返し)処理』オプションで指定します。

■ 禁則処理

 レイアウトモードで行を折り返すとき、行の最初には割り付けられない文字(行頭禁則文字)、 行末には割り付けられない文字(行末禁則文字)かどうかを調べ、適切な位置で行を折り返す処理のこと。
 行頭、行末禁則文字はプロパティシートの "入力" タブで修正できます。

■ ぶら下げインデント

 通常のオートインデントでは、改行を入力すると行の最初の空白でない文字のところにカーソル移動するが、 ぶら下インデントでは、2番目の空白でないブロックのところにカーソルが移動する。

◆ オートインデントの場合:

        原因:  不注意_//  ここで Enter を押す。

        原因:  不注意
        _

◆ ぶら下げインデントの場合:

        原因:  不注意_//  ここで Ctrl+ Enter を押す。

        原因:  不注意
                _

 ぶら下げインデントを行う時は Ctrl を押しながら Enter を入力します。