カーソル移動

■ カーソル

　ＶｉＶｉを起動するとウィンドウの左上で矩形が点滅しているはずです。 これをカーソルと呼びます。Windows 95 では "キャレット" とか "カレット" などと呼ぶこともありますが、 ここではカーソルと呼ぶことにします。マウスを移動すると、 それと同じように移動する画面上のアイコンはマウスカーソルと呼ぶことにします。

【注意】　カーソルの形状は、アイビーム、文字の大きさの矩形、 文字の半分の大きさの矩形、アンダーラインから選択できます。設定は、「その他」-「共通プロパティ」を選び"カーソル"タブで行います。
点滅のＯＮ・ＯＦＦや点滅間隔もそこで設定できます。

■ カーソル移動

　カーソルを移動する場合は、移動したい方向のカーソルキー（矢印のキー）を押します。

　"→" キーを押し続け、カーソルが右に移動していって行末に達し、さらに "→" キーを押すと、 カーソルは次の行の先頭に移動します。逆に、行の先頭にカーソルがある時に、"←" を押すと、 カーソルは一つ前の行の最後に移動します。
　"↑" を押すと、カーソルが１行上に移動しますが、そこに文字が無い（改行よりも後ろ）の場合は、 カーソルは改行位置に移動します。でも、ＶｉＶｉは以前のカラム位置を覚えているので、すぐに "↓" を入力すると、カーソルは以前のカラム位置に戻ります（文章を読んでもよく分からない場合は、実際に試してください）。
　ドキュメントが１画面に収まっていない場合、カーソルが画面の下または上に移動すると、 その行が画面に表示されるように自動的にスクロールが行われます。

【高度】　ＶｉＶｉでは [Ctrl]＋U で繰り返し回数を指定できます。 [Ctrl]＋U の後 10→ と入力するとカーソルを１０回右に移動します。

【お試し】　適当なファイルを開き、 カーソルキーでカーソルを移動させましょう。ちゃんとスクロールするかどうか、カラム位置の保存も確認しましょう。

■ 大きく移動

　カーソルの移動がいつも１文字単位だと、思ったところに移動させるのは大変です。 ＶｉＶｉではカーソルを移動するために以下のようなコマンドがあります。